こんばんは
今日は浜裕子先生のプロフェッショナルコースでした
私にとって、こちらでのレッスンはイメージスタイルに
もとづいてテーブルを創り上げる「TEST」のようなものです。
イメージスケールやカラーはわかっていても、それを実践し
一流の先生に評価とアドバイスを頂けるチャンスは
自分からTRYしない限りはないものです
また、こうした機会を設けることで、自分のイメージを形にする
ことへの自信と確信につながります。
私はまだまだ勉強段階であり、課題が多く残ってもいます。
でも、何が足りないかを明確にするためにも、
とても勉強になっています。
フラワー&テーブルコーディネートのスペシャリストの浜裕子先生
とカラーのスペシャリストの福長先生のもと、丸一日の特訓?
レッスンとなっています
今日は、イメージスケールの中でMIKOがもっとも得意?とする
モダンスタイル
でしたので、事前のプランニングはほとんどして
おりませんが、迷いもなく作品が仕上がりました
モダンスタイルのカラーは、無彩色(黒~白)をベースとしながらも、
色相のPB(パープル・ブルー)を意識した構成です。
アクセントカラーはビビットカラーのY(イエロー)B(ブルー)R(レッド)
BG(ブルー・グリーン)などを効果的に使うものです
日本人的には、イエローをアクセントに使うことは難しいですが、
ドイツなどの雰囲気を出すには使われたりもします。
なんとなく「モダン」と表現されている言葉ですが、色やスタイルは
きちんと体系化されています。
そしてそのカラーの分量によって季節感やテーマ性を強めることが
出来ます。
一般の方は、ここまで追求する必要性もないと感じますが、
色の構成を知ることと、イメージスケールによる配色を知ることは、
自分の好きなテイストを効果的に取り入れるうえでとても有効です
お勉強というよりも、楽しんで色をライフスタイルにとりいれるような
内容で、レッスン内容を考案中ですので、ご興味のある方は少し
お待ちくださいね
夏の夜に「シャンパーニュでフルコース」を楽しむテーブルです
夏には黒を使わないことが多いのですが、花器や前菜の陶器をホワイトにし、
黒の分量を調整することと、花を少しナチュラルよりにしてさわやかさと
花材による季節感をだすことで、重くならないようにしています
夜の設定ですので、キャンドルのうつりこみや、ハロゲン照明の演色性を
意識して、光沢感のあるシルバープレートやスタンドやナプキンリング等、
素材感も統一しています。
モダンは飾り立てすぎない要素も大切です。
モダンの花材としては、このようなニューサイランやアンスリウム
など、直線的で造形的なデザインのものが効果的です。
また、生け方もアート性のある作りこまれたデザインです。
アジサイは近年輸入のものも含めバリエーションが注目されて
いますが、こうしたモダンテイストでも季節感をだす花材して
有効です。
一般の方が何となく素敵・・・とか、オシャレ・・・とか、モダンよね・・・
などと感じるものには、全て体系化されていることが
少し伝わったでしょうか?
感性のビジネスとは、このような世界です
いつも的確なアドバイスを頂く両先生に、このモダンスタイルは
とてもお褒めの言葉を頂きました
またオリジナル性もだせた、MIKOのモダンスタイルの作品となりました
簡単なように見えますが?本当に奥が深く、まだまだ追求していきたいと
思っています。
次回はMIKOのイメージにはない?プリティーです
ロマンチックとも違う、大人のプリティーの世界をどう表現するか
今から楽しみです