久しぶりの一人旅。
「本が読みたい〜!」
「温泉入りたい〜!」
と、この二つが叶えられるところならどこでも良かったのですが、温泉があるところは大体車が必要で、電車で行けるところをVIC州内で探していたところ、見つけちゃったのです…Warrnamboolという街を…!
あまり知られていないウォーナンブール、周りの日本人に話してもどこそれ?という感じ。よし、自ら探検隊として行くしかない!
ということで行ってきました、ウォーナンブール3泊4日の一人旅。
まずはサザンクロス駅のV-line乗り場に到着。サザンクロス駅は相変わらずかっこいい。絵になる。
Vlineの乗車券は事前のネット予約がお勧めです。ファーストクラスとエコノミーがありますが、エコノミーは向かい合わせのボックス席、ファーストクラスは席が全て同じ方向を向いていて、前にトレーがあります。金額の差は10ドルぐらいだったので、団体旅行でもない限りはファーストクラスでいいかと思いますが、混むこともそうそうないので節約したければ一人でもエコノミーでいいかもしれません。
ファーストクラスの席。コロナの影響もあるせいかガラガラでした。
電車に揺られること3時間半。終点がウォーナンブール駅です。夕方に到着してタクシーでホテルまで向かいました。タクシーは電話で呼び出さないといけませんでした。
Deep Blue hotel. 温泉が隣接されているので、水着のまま入浴にいけるのが便利でした。駅から歩いてもこられます(徒歩25分ぐらい)。部屋の中も綺麗でしたが、テレビが壊れていて映画が見られなかったのが残念。
到着が夕方だったのでもう温泉に入る時間には間に合わず、ホテル内の室内Bathに入りました(有料)。木曜の晩でしたが結構混雑していました。ペットボトル持参を失念してしまったけど、きちんと水分を取るようにと受付でコップをくれました。
翌朝、待ちに待った温泉タイム!温泉タイムは1日の中で4セッションあり、自分の入りたい時間のセッションをあらかじめ予約しておかなければなりません。当日飛び込みの人もいましたが、満員御礼で断られていました。コロナの人数制限のせいかもしれません。私は朝8:00-10:00のセッションと夜18:00-21:00のセッションを事前購入しました。
朝セッションの時は携帯電話も含め貴重品を全く持っていかず写真が撮れませんでしたが、逆によかったかも。青空の下、ひんやりとした空気の中でゆっくり浸かる温泉は最高でした。それぞれカラーが入っている温泉、滝が出ている温泉、洞穴で静寂に包まれた温泉など10種類ほどのこじんまりした温泉が集めてある感じです。施設内にカフェもあり、軽食やドリンクもあります。
朝の温泉の後は、ホテルの周りを散歩してみました。
ホテルから歩いてすぐ海に出られます。細い橋もあり、渡って振り返るとホテルや周りの施設が見渡せます。
そのまま散歩コースにも行けそうでしたが、私は橋を戻ってもう少し先まで歩いてみました。
ここから1時間ほど車で行くとグレートオーシャンロードの果てにつきます。でもここだけでも十分楽しめました。とても空気が美味しいです。
ディープブルーホテルにはランチを食べる所がないので、隣のレディーベイホテル(徒歩30秒)にランチを食べにいきました。(ネットで見た時はこちらの方が宿泊料が安かったので、こんなお隣同士なら次回はこちらでもいいかも。)市内まで車で5分、歩いて25分ほどで行けるのですが、のんびりしたかった&雨パラパラでこのエリアに滞在することにしました。
ランチを美味しくいただいた後、軽く散歩して部屋に戻り寝落ち…笑。なんて贅沢なんでしょう。朝から温泉2時間も入ったせいでしょうか。
そして夜の温泉セッション。朝と違って神秘的です。私は朝入った時に位置関係を覚えていたので迷いませんでしたが、いきなり夜セッションだけ来る人は暗いし慣れるまで時間がかかるのではないでしょうか。
ここがカフェ。夜のセッションは3時間だったので、ここでさくっと晩ご飯を食べました。と言っても軽食しかありませんのでガッチリ食べたい人には足りないかも。
朝より夜のセッションのが混雑していました。喋り声があちこちから聞こえてきます。それでも一人だけの空間を探し求めて転々とできるぐらいのほどよい広さです。そしてなんと言っても星が綺麗。この日は幸運にも満月が昇ってきて、心まで洗われた気分になりました。
こうして3時間温泉を堪能し、久しぶりに熟睡できました。
Deep Blue Hotelで2泊し、ウォーナンブールの市街地も少し観光しようと最後の1泊は市内にあるQuestで取りました。
ホテル間の移動後チェックインまでホテルに荷物を預け、早速目の前にあるアートギャラリーに。子供向けのアクティビティもあったり、特別展もあったり、楽しめました。
入り口入ってすぐは子供向けのエリア。
街自体はこじんまりしていて、歩いて回っても十分。ただし土曜日は店が早く閉まったりするので要注意です。
市内にはさりげなくいろんなオブジェが。
ストリートアートもあちらこちらに。
お洒落なカフェも多い。
小高い丘からの景色は絶景。どこまでも歩いていけそうです。広大なエリアの公園もあり子どもも楽しめそう。お天気もよかったのでここからのんびりと夕日を拝みました。
夜の街の様子。ここがメイン通り。
というあっという間の3泊。あ〜楽しかった!癒された!また戻ってきたい場所。のんびりとしたい方にはお勧めです。
そうそう、翌日にこんな店をホテル近くに見つけました。
ガラクタ(といっては失礼ですね)の中から掘り出し物が見つかりそうなアンティーク、古着、プランツ、フード、何でもやさん。私は出発前にささっと見ただけですが、2階や奥の部屋もあってじっくり見るには時間がかかりますが、面白いものが見つかりそうです。
そういうわけで、短パンの駅員さんに見守られて帰路へ。
3時間半、またもや電車に揺られて日常生活へ戻るのでした。
結婚しても子供ができても、一人旅はやめられない!
以上、オーストラリア、メルボルンからでした。