さて、「ダンサー」の次は、ダンスのもとになる曲、ワルツにすることにしました。
つまり、"The Millionaire Waltz(ミリオネア・ワルツ)" です。
5枚目のアルバム「華麗なるレース」のA面の4曲目で、
フレディの4:54の曲です。
このアルバムには日本人からの人気ナンバーワンの
"Somebody To Love" や 「手を取り合って」も収録されており、
少しばかり目立たない曲のようです。
シングルにもならなかったですが、人気は高いようです。
フレディもこの曲が気に入っているようです。
こんな言葉が載っていました。
The Millionaire Waltz is quite outlandish, really.
It's the kind of track I like to get put on every album.
Something way outside Queen's format.
「『ミリオネア・ワルツ』はかなり変わっているね。
こういう曲を全部のアルバムにも入れたいと思っているんだ。
なんか、こう、クイーンらしくない曲だよね」
私の中では少しもクイーンらしくないとは思わないのですが、
やっぱり少し毛色が違うのかもしれません。
でも、"A Day At The Race" の中では
かなり好きな曲です♪
とにかく楽しい。
本当に踊りたくなってしまうような曲で、
試しにステップを踏んでみたら、当たり前ですが、
ちゃんとワルツで、踊りやすかったです(人にも見せられませんが(^^;))。
そして、こういうちょっと変わった曲が、
アルバムの中に散りばめられているから
クイーンのアルバムは深みがあって、
一曲一曲楽しむこともできるし、アルバムの構成を楽しむこともできます。
…。
でも!
最近になって初めて知りました。
これって、男女の恋愛の曲ではないのですね。
ジョン・リードの曲だと、フレディ自身が言っておりました…。
It's all about John Reid, actually, our manager at the time.
そして、こう付け加えています。
I went a bit mad on that one.
「あの時はちょっと変だったんだよ」
さて、どのように変だったのか、
(間違いながらも)解析してみましょう!!!