子規庵のすぐ向かい側に
中村不折記念館
書道博物館があります
ずっとここに行きたかったのですが
9月末まで館内工事中だったので
しばらく行くことが出来ずに
モゾモゾしていましたが
館内工事が終わり
ようやく行くことが出来ました
中村不折の書
書道博物館の文字
素晴らしいですよね
館内は撮影禁止です
撮影禁止のために書かれたものも
とても洒落てますね
中村不折といえば
もともとは画家なのですが
正岡子規と同じ時期に
日清戦争で中国に行っています
そのとき
中国に行ってすぐに日清戦争が終わり
正岡子規は体調が悪く日本に帰国
中村不折はそこから中国の書の魅力に
深くハマっていったそうです
正岡子規と中村不折は
生涯の友だったそうです
大親友だった二人の歴史が残る建物が
こうして都内に向かい合ってあるって
なんだかとても素敵ですよね
館内には
正岡子規の横顔を描いた絵もありました
画家としての中村不折と
書道家としての中村不折
どちらも天才的すぎて
驚くほどの作品ばかりでした
中でも
あー!みんな知ってるでしょ!?って
思うものもありましたよ
一度見ると忘れられない
インパクトのある独特で美しい書体
これ見たことありますよね
吾輩ハ猫デアル
そしてそして
わたしの好きなお店
平安堂の看板の文字も
なんと中村不折作だったんです
館内の中村不折の作品を見ていると
まりもさんが
平安堂の絵に似てない!?っと
ヒソヒソっとわたしに話しかけた瞬間
この絵と書が展示されてるところに
行き着きました
この瞬間、二人でビックリでした!
中村不折の書道博物館に行くまでは
これが中村不折の作品だとは
まだ知らなくて
館内に平安堂の紙袋と同じ作品が
飾ってあって
とても驚きました
(平安堂HPより引用↓)
この平安堂の紙袋の絵が好きすぎて
大切に保管していて
たまに眺めています
書道博物館には
中村不折の作品の他に
3世紀から7世紀頃までの
中国の石碑や仏像や
歴史的に有名な書道家たちの作品
書道道具の
硯や墨や文鎮や印鑑なども
いろいろと展示されていました
中村不折の素晴らしいところは
フランスの洋画のような油絵から
日本画から中国画など
絵から書まで
芸術的表現の幅が広いところです
日本酒のラベルにも書かれていたり
いろんなところに
中村不折の書や絵の作品があったりします
みなさんも探してみてくださいね
Om Shanti