おはようございます
気づくのが1日遅れましたが、水木あたりの北東北の線状降水帯による大雨により、5月に訪問した地域の多くで甚大な被害が出ているようです
・青森碇ヶ関の国道7号で道路が陥没し多くの車のタイヤがパンクした
・秋田内陸縦貫鉄道の角館側(南側)が土砂崩れで運休
・十和田湖や奥入瀬渓流で土砂崩れが起こり国道などが通行止になったり奥入瀬渓流が濁流になってしまった
当時無事に帰還できたことに感謝すると共に被災した皆様へ心よりお見舞い申し上げます
本日の夜から三重の方に向かいますが、まず無事帰還することを第一に行動します
ということで、サイパン2日目午後のサイパン中南部バスツアーの続きです。
↓前回のお話はこちら
サイパン国際空港近くにある、旧日本軍のトーチカ跡に来ました。トーチカとはロシア語で「点」「地点」を意味し、敵の攻撃から守るために建てられた鉄筋コンクリート造りの防衛陣地のことをいいます。
トーチカには入ることができます。
内部はこんな感じ。攻撃から守るためですがやはり暗い
空港の管制塔でしょうか。
防空壕のようなものもあります。先ほどのトーチカの一種かもしれません。
このような砲台や戦車が劣化しつつあるものの残っていました。
タイヤがついていますが。
よく見ると「Yokohama」と書いてあります。日本の横浜ゴム製ですね
ちなみにワイのレヴォーグのスタッドレスタイヤは横浜ゴム製です いつだか横浜ゴムが100周年とやっていたので戦時中は普通にあったようですね。
戦車がほぼそのままの形で残っていました。
この時はこのあたりもよく整備されていたようですが、現在は草が生い茂っておりよく見えないらしいですね
建物跡。
空港入口近くにある建物の跡。何だったかは忘れました
南西にあるアギンガン岬に来ました。どうやら現在は入れなくなっているようですね
遠くにタンカーが見えます。
最初に示した洞穴の外側。いつ崩れてもおかしくないですね。
崖になっています。
ここの潮の流れは急で危険ですね。
車窓からですが、マウントカーメル大聖堂。
ガラパン近くのビーチロードに来ました。
これぞサイパンらしい海岸ですよね
近くにある、日本刑務所跡へ。
刑務所だけに不気味ですが、かなり良い形で残っていました。
離れの独房でしょうか。
穴が空いている。
このあと、砂糖王公園へ。
シュガートレイン。
砂糖王と言われた松江春次(1876〜1954)の像。サイパンに製糖工場をつくり発展させた人物です。これは1934年に建てられたので、サイパン戦の戦火をくぐりぬけたというわけですね。
彩帆香取神社と書いてあります かつては彩帆神社と呼ばれていたようです。要はサイパンの香取神宮ですね
しっかり鳥居があります
奥の方はこんな感じ。なんか洋風ですね
このあたりにあった日本人町の地図。前述の松江さんがつくりあげたのでしょうね。
南国なせいか、沖縄っぽい苗字が多いですね。
「ニコニコ屋」なんて名前はこの当時からあったんですね
ちなみに松江さんは福島の会津若松の出身で、旧制会津中学時代に野口英世との親交もあったようです。
このツアーもここでおしまい。宿に戻ります。
この時は見てきたところがある程度整備されており観光しやすかったですが、Googleマップを見る限り現在は荒れ果てているところが多いようです。以前に比べればサイパン自体に日本人も行かなくなっているようですし、維持は厳しいんでしょうかね
今回はここまで。
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