2日目(2025/05/18(日)) その5

秋田: 阿仁→田沢湖→美郷→横手


おはようございますパー爆笑


毎週末雨ですねショボーン


↓前回のお話はこちら


前回は阿仁の道の駅まで話しました。ここから峠越えです。前回話した秋田内陸縦貫鉄道はこの近くの比立内駅から山を越えた先の松葉駅までは第三セクター後に開通した比較的新しい区間です。基本的に国道105号と並走するのですがこの区間だけ少し離れます。


そのあとやってきたのは、田沢湖にある黄金に輝くたつこ像。

田沢湖には何度か来ていますがご無沙汰です。


ここで田沢湖とたつこ像について簡単に説明しておきます。


田沢湖は周囲20kmほどの規模ですが、日本で最も深い湖で最大深度は423.4mあります。つまり東京タワー(333m)は楽勝で沈んでしまうんですよね爆笑 


また湖に流入する川は小さい沢しかないので湧水によって水が蓄えられているとされています。ただし、田沢湖の近くには玉川温泉や乳頭温泉などに代表される硫化水素が多数発生する地域があるためか、そのわずかな沢から酸性の水が流入されているためかphがやや低く(酸性寄り)、魚が生息できない湖となっています。かつてクニマスという魚が生息していましたが、現在は絶滅したようですショボーン


上記の水の成分もあるんでしょうが、四季によって色々な色を出してくれています。


次にたつこ像の説明です。


かつてこの近くに辰子という美しい女性が住んでいました。辰子は永遠に若々しい美しさを保つにはどうすればいいかと祈り続けていたところ、観音様より「北に湧く泉の水を飲めば願いは叶うだろう」とお告げがありました。辰子はお告げどおりに北の泉に赴き、そこの水を飲みました。ところが飲めば飲むほど喉が渇き、腹ばいになって飲み続けた結果、泉の水を全て飲んでしまいました。

ふと気づくと辰子は大きな龍となってしまい、現在の田沢湖の湖底に沈んでいったとされますショボーン

辰子の母親が帰りを案じて田沢湖に向かったところ、龍になってしまった娘を悲しみ、たいまつにしていた薪を湖に投げ捨てたところ、それが魚になって泳いだとのことでした。その魚こそ上記に書いたクニマスとされています。


またこれに関連して同じ秋田にあった八郎潟に同様に龍となり主となった八郎太郎という男性がおり、辰子と愛し合い冬はお互い田沢湖に住むようになったことで、田沢湖は冬でも凍らない、さらに深くなった湖となったとのことです。一方冬に主がいなくなった八郎潟は普通に凍る湖で日を追うごとに浅くなったようです。


2019遠征の時に八郎潟はかつては琵琶湖に次いで日本で2番目に大きな湖だったが、現在は大潟村の干拓で湖そのものがなくなってしまったという話をしたと思いますが、浅くなった湖だったからこそ干拓が可能だったのかもしれません爆笑 八郎潟の干拓も広義に見れば失敗という話がありますが、今の令和の米騒動(と言っていいでしょう)を見ていると活用の仕方を失敗しているようにしか思えないですショボーン

ただの農業モデルで終わらせるのはもったいない。が、人が大潟村に戻ってこないのなら何もできませんが。


おっと話が脱線した爆笑


たつこ像をズームで。


このたつこ像は彫刻家の舟越保武によって、1968年に造られました。


近くに神社がありますが、午前中の発荷峠同様、たまたま中国人観光客のバスと一緒になってしまったので人であふれてしまい、さっさと退散しました爆笑 雨も降り始めていましたからね。



この時は湖畔道路の入口近くにある無料駐車場に止めましたが、そこにあって利用したトイレに上記のシールが貼ってありました。秋田県の公的機関がやっている出会い系サービスのようですが、前回書いたように人口減少しているのでなんとか自然増加させたいのでしょうが、国のマッチングアプリしかり出会い以上に個々が家族を養える手取りを得られるようにしない限り本末転倒だと思うんですよね。給与が上がっても税金や社会保険料などでそのぶん多く持っていかれるし。

…と、氷河期世代の孤独アラフィフは思うんですよショボーン


田沢湖を一周できる道路がありかつては有料道路でしたが現在は無料です。今回は時間の都合でたつこ像だけ見て田沢湖を後にしました。


ここからは本日の宿がある横手市まで向かいます。


途中に小京都と呼ばれる有名な観光地である角館がありますが、何度か訪問しているし時間も遅いので今回は寄りもしません爆笑


角館町と田沢湖町、そして西木村が平成の大合併によって仙北市になりましたが、市名を巡って角館と田沢湖で争った結果中立的な名前にしたのは容易に想像できます爆笑


ただ、仙北市という名前も安易につけたなと思っています。というのは、隣に大仙市がありますが、こちらは花火大会花火で有名な大曲市と仙北郡の町村が合併してできた市です。つまり、こちらももともと仙北地域を含むわけなので角館や田沢湖、西木だけが仙北ではないんですよね。もっとも、大曲市で知名度が高かったのに、なぜ大仙市なんてしたかの方が疑問ですね爆笑 他地域の人にも大曲と言えばある程度通用しますが、大仙と言ってもほぼ通用しないと思います。口で言ったら鳥取の大山と勘違いされかねない。


話を戻しますが、仙北市も前回書いたように人口減少が著しいですショボーン 観光地はしっかりありますが、生活するとなると全く別の話になりますからねショボーン


途中の美郷の道の駅で最後の一休み。


美郷町もいくつかの町村が合併してできた町ですが、秋田県の平成の大合併第一号でした。


道の駅の横にモンベルが併設されているので、入ってみました。


…そして、服を1着お買い上げ笑い泣き


以前長野の八千穂高原の道の駅に併設されているモンベルでも服を購入しましたが、それを着て今回の遠征も回っていました。だから店員にもモンベル愛用がわかったかと爆笑


車が傷ついたみたいになっている。まだ道中は続きますがもう限界ですねショボーン



ということで…ニヤニヤ上差し


宿にチェックインする前に、横手市内のGSで洗車しましたおいで爆笑 


このあとまた汚れると思いますがその時は帰ってからやれば良いと爆笑


このあと、宿にチェックインします。

今回はここまで。


◾️今回のルート


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