

昨日(4/24)の正午ごろ、飯田市の堤防上にある道を走行していた車(BMW)が水門に激突し、乗っていた19〜20歳の男性4人全員が死亡するという事故がありました。4人はいずれも近くの技術専門校に通う訓練生でした。
当初は運転手が直ちに死亡、乗員のうちの2人が直ちに心肺停止になった後死亡、もう1人が一時は重傷だったもののその後重体となり、本日になって死亡が確認されたということでした。
事故現場のストリートビュー画像ですが、水門の手前が道幅が狭まりジャンプ台みたいに軽くアップダウンしているのがわかります。別のニュース記事では事故時の動画がありましたが、相当スピードを出しており(記事によっては130km/h以上でていたとか)水門のところで姿が見えなくなっていましたので、ジャンプ台みたいなところで跳ねて制御が効かなくなったんでしょうね。
ストリートビュー画像に映っている堤防と水門を結ぶ橋に車が突っ込んでどちらも大破しました。水門とその橋があったのが不運だったと思います おそらく堤防を転げ落ちても、川まで行かないあるいは炎上しなければ全員の命が助かったかもしれません。橋で車の上部が完全に潰れているので、乗員の頭の部分が無事であるとは思えませんね。
ここに限らず堤防の道はガードレールがないのと、道幅が狭く路肩が弱いところが多いのでスピードオーバーは御法度で、出しすぎると今回みたいなことになるのです。水門とそれを結ぶ橋に激突したのは不運でしたが、そうでなくても堤防から転落するリスクが極めて高い場所なのです。こういう場所を通る時はくれぐれもお気をつけください。
堤防道路といえば昨年和歌山行った時に誤って堤防の道を進んでしまい、極狭な道を通る羽目になって肝を潰しました 堤防の道は通らなければならない以外はできるだけ通らないほうがいいと思っています。
日曜日は手前で三遠南信道に入ってしまいましたが、入らなかった場合は今回の事故現場近くの橋を通った可能性が高かったです
ところで、先ほど事故があった場所の少し前にジャンプ台になっているところがあるという話をしました。
ワイもヤフコメを見るまでは知らなかったんですが、かつてテレビの番組でスピードを出して通行すると浮き上がったかのような感覚になるという「チンさむロード」が取り上げられたらしいです。これの語源は下ネタに絡むので詳しくは書けませんが、遊園地のジェットコースターやバイキング船などで急降下する時の感覚を想像していただけるといいかもしれません。車に乗っていてその感覚を味わえる場所だからネタになったようです。
もう一回事故現場の画像を見せます。
このとおりジャンプ台のようになっているのでいわゆる、「チンさむロード」を体験したくわざと高速度で通過して事故にあった可能性が否めません。画像を見るとゼブラゾーンとポールでわざと速度を落とすような誘導があるのでこの場所で同じようなことをする者が絶えなかったことが想像できます。単に段差があるので速度を落とせという誘導かもしれませんが。
上記のようなことを体験したいからと言って失敗したら即命に関わることはやめていただきたいですね。今回の事故がそれを体験したくてやったかどうかはわかりませんが、130km/h以上で通過している以上この可能性が否定できません
さいたま市内にも同じようなところがあり誤ってやや速い速度で通過したため飛び跳ねるような動きをして怖い思いをしたことがあるので見つけたら速度をかなり落として通行しています。
高齢者の事故ばかりが目立ちますが、この時期は今回みたいな若者による死亡事故も少なくありません。ワイの近くに住んでいた先輩も高校卒業してすぐに別の先輩の車の助手席に乗っていて事故死しましたからね これから教習所を卒業する人も増えてくるのでくれぐれも気をつけて運転してくださいね
おしまい。