夏休みの宿題はほぼすべてが嫌でした。
・自由研究
・読書感想文
・絵日記
・標語
・何らかのレポート
など…。
苦にならなかったのは、夏休みの友みたいな問題集を解くことくらいでした。
今は読書感想文をChatGPTに書かせるとかいろいろ問題になっていますが、感想文も読む側もその本を読んでいればいいのですが、だいたいがそうではないと思うので、感想文ではなくあらすじを書いておしまいになってしまう傾向があります。そんなもんでどのように評価できるのかと。単に子どもに遊ばせないように苦痛を味あわせているだけな気がします。
・自由研究も評価する側がそれの意味をわかっていればいいのですがそうではない場合、評価のしようがなく落第点をつけるだけです。評価者に忖度する自由研究に意味があるのでしょうか。
・最もわからないのが標語。これは夏休みの宿題だけでなく冬の書き初めにも共通しますが、テーマが大抵「年金」や「選挙」、「納税」など、到底児童生徒に直接関係のないことを書かせているのです。
そもそも、
選挙権のない子どもたちに
選挙の標語を書かせるな
と昔から思っています。森なんとか学園みたいなことを各学校でやっているんですよ。むしろ、「長時間残業をやめましょう。やらせないようにしましょう。」みたいな労働系の標語を書かせたほうがよっぽど生産的と思えます。
夏休みに子どもを遊び呆けさせないためにやらせる宿題も、もう少し意味のあることをやったほうがいいと思うのですが、学校にそんな余裕はないか。