ローソンの社長が能登地震の被災地入りしたという話を見たのですが、わたしはモヤモヤしてしまったのです。


理由は下記の画像です。


能登地震で特に被害が大きかったのは上の方の輪島市、珠洲市、穴水町、能登町です。ところがこれを見てわかるように上記2市2町にはファミリーマート(以下ファミマ)以外のコンビニがありません。

もともとこの地域のコンビニはほぼサークルKが独占している状況でした。サークルKとサンクスはファミマによって買収され看板もファミマに変えられたというのが今日の状況です。もちろんサークルKがライバルに勝利したわけでなくローソンやセブン-イレブンなどのライバルが出店に積極的でなかったと見るほうが自然です。

そういう意味で出店に消極的な会社の社長が現地入りしたという話を聞いても何いってんだと思ってしまいます。本当にやる気があるのなら輪島や珠洲にも出店しろと。そういう意味で今後の出店がどうなるかが気になるところです。ローソンはセイコーマートが独占する稚内に出店したので、その可能性はゼロではないと思っていますが。