北陸遠征記録の途中ですが、当時プリウスに乗っていたので、プリウスがミサイルとなってコンビニとか店に突っ込むことについて話してみたいと思います。
自分が乗っていたプリウスのシフトレバー。結局手放すまでカバーを外しませんでしたw
プリウスがミサイルになるのは、このシフトレバーのせいだと言われます。その理由にされていることを羅列してみます。
1. RとDがMT車と逆
これについては4速や5速マニュアルを基準にすればそのとおりなんですが、6速はRが右上ですしそれは当てはまらないです。オートマ車の場合はDからRは上に、RからDは下に動かすことは共通です。
2. Bをバックと勘違いする
流石にそれはない。トヨタのCVT車にはBレンジが大体ついています。「B」はエンジンブレーキ(ハイブリッド車は回生ブレーキ)を効かせるために使うんですが、「ブレーキ」の略というのはなんか違和感があるのは確かですが。間違っても「バック」「ブースト」「ボム」という意味でないので悪しからず。
3. シフトを動かしても元の位置に戻る
この仕様が大きいと思っています。メーターを見ないと今の位置がわからないですからね。そのためDからR(またはRからD)に変えたつもりが変わっていなかったということが起こりかねません。
シフトチェンジは完全に止まってからやることが本来は必須ですが、完全に止まっていない状態で変えることもあり得ます。そういう時にシフトチェンジしたつもりが変わっていなくて元のレンジのままだったらどうなるでしょうか。
プリウスに乗っている時に何度かこうなってヒャッとしたことがありました。想定外の動きをすると特に高齢者はパニックになって突拍子もない行動をすることになりかねません。通常は絶対にやらないこともパニックのときに絶対にやらないとは限りません。
最近はトヨタ車に限らずこのシフトが増えましたし、トヨタ車もプリウスだけでなくクラウンなど採用車種が増えました。そのためなぜ確実な操作ができないシフトを採用するのか疑問に思っています。
プリウスのシフトに限らずスイッチ式のシフトもあり、画像のような日産セレナのタイプもありますが、エアコンのスイッチの近くに配置すること自体あり得ない。誤動作を誘導するようにしか見えません。いちいち見ずに操作できるようにしないといけません。これ見たらハザード押すつもりがP押してしまうことだって起こりますよ。
ダイハツの衝突安全性試験不正の問題が起こっていますが、自動ブレーキとかの安全対策含めて大事ですが、運転中の事故リスクを下げるような機能構成にしていただきたいと願うのみです。まず事故を起こさないようにすることが大事です。
わたしがプリウスを手放してから1ヶ月半後に池袋で悲しい事故が起こりました。手放していなかったことを想像したら恐ろしくなりました。