おはようございます
とりあえず借りたレイバックでいろいろ試せたので気が済みました。
↓前回のお話はこちら
前回は伊豆急下田駅まで到着した話をしました。
まず、帰りの切符を購入。
帰りも同じ黒船電車で戻ることも考えましたが、トンボ帰りはアレなので、1時間近く後の踊り子号に乗ることに。小田原に寄りたかったので東京まででなく小田原まで買いました。特急料金含めて4000円弱は高い
踊り子号は全車指定席のためやむを得ず。
昼を食べていないのでとりあえず駅構内の「さかなや道場」へ。知らなかったのですが、「はなの舞」などを手掛けるチムニーグループのチェーン店だったと後で知りました ただ地元の魚とか使っていそうなのと店を探す時間がないのでまぁいいかと。
ここでも飲むと🍺
地元名物の金目鯛入り海鮮丼₍₍(ง˘ω˘)ว⁾⁾ ビールとセットで3000円超は割高でしたね 急いでいましたがすぐに出てきたのでこれは合格
この店も配膳ロボットがあり、日高屋と同じやつですね (翌日日高屋に行ったので2日連続で見る羽目に
)
食事が済んだので特急の時間まで下田駅近くを歩きます。
伊豆急下田駅の外観。外観は散々見ていますが内部に入った(というか出てきた)のは今回が初めてで、思ったより広かったですね。
伊豆の太陽下田温泉と、温泉が出ています。
開国の街下田と。
駅前広場と奥に見える山にはロープウェイがが出ています。今回は時間の都合で乗りませんが。
止まっているバスはこの辺りの主力である東海バスです。
東急ストアがあります。ここは車で来た時に寄ったことはありますが。伊豆急は東急グループなので、あることは不自然ではありません 下田にはここ以外大きなスーパーがあまりないんですよね
下田市も過疎化が進んでおり、最大3万人以上いた人口も現在は18000人くらいしかいません 病院はあるんですが、今年になって産科が市内からなくなったという話を聞いたことがあります
子どもを生むには伊東とか遠いところまで行かなければなりませんので、それだけでも人口が減るのは当然なんですよね。
こぢんまりとした神社がありました。
なんかシックな外観のローソンがありました 駅前のは普通だったんですが。
坂本龍馬飛翔の地とあります。
こんなところに坂本龍馬の像
この像がある宝福寺で龍馬の脱藩行為が許容されたとされるため、龍馬飛翔の地とされたんですね。
龍馬像の横には、唐人お吉の記念館および奥にお吉の墓がありました。
時間がないので入りませんでしたが、唐人お吉について簡単に説明します。
唐人お吉は本名斎藤きちといい、開国を求めて下田を訪れた米国総領事のハリスに仕えました。ハリスは日本と日米修好通商条約を結ぶことに成功した(歴史では井伊直弼が勝手にやった不平等条約とされますが)ので、きちが開国の橋渡しの役をやったとされるでしょう。
ハリスは数年後に帰国してしまいますが、残されたきちは外国人の侍妾(じじょう: 身分の高い人のそばにいて世話をする女性のこと)になっていたことで周りから変な目で見られるようになってしまいました。それまでは鎖国していた時代だったので外国人に仕えるなんてことは異端行為と見る者が多かったのでしょう。それに近いことがこんにちでも多数ありますが。
周りからの罵声などに耐えながら生きてきたきちですが、40代後半に病気になってしまい、さらには無一文にもなったとされます。助けてくれる人がいたおかげでなんとか生きながらえたようですが。そしてきちが50歳前後の時、世を儚んで下田の蓮台寺あたりの稲生沢川に身を投げてしまいました きちが身を投げた場所は「お吉が淵」として現在も残されており、命日の3/27にはお吉祭りが開かれるようです。
こちらは下田八幡神社。
1837年製カノン砲があります。黒船際で米国海軍から寄贈されたようなので、これで開国を迫ったのでしょうか
反対側から見る。
この奥の了仙寺やペリーロードまで行きたかったのですがこれより先に行くと特急の時間に間に合わないので泣く泣くUターン
下田市民文化会館は立派な施設ですね。市役所より立派じゃないかと思いましたが最近市役所が移転したようです。ただ移転先も中学校の廃校跡をリニューアルしたようなので、立派には程遠そうですね。
黒船の街だけあって、チョコレート味の黒船ソフトが名物なんでしょうか。