自分の数値と競争しよう | Minahei

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ライター戸塚美奈のブログです。

こないだのテレビ番組「やべっちFC」で、クリスティアーノ・ロナウドのプライベートライフの映像が流れていました。

愛息にミルクをついであげる姿、腹筋をさせてあげている姿、身支度をする姿、自宅のプールの中で自転車をこいでトレーニングをする姿・・・・等々。


翌日の朝方、歯を磨きながらその画像をじっくり観ていた長男ですが・・・・・・

見終わって一言、


「やっぱ、コレじゃなきゃダメじゃん!!!」


ほほう、引退したとはいえ、トレーニングの様子には刺激を受けるんだ~、と思ったら。


「クリームじゃなきゃダメなんだよ!!」


そこかよ。


クリロナがシェービングクリームをつけてヒゲを剃ってるのを観て刺激(?)を受けているのでした。

スッカリ色白になって、毎朝ヒゲの剃り残しが気になる長男なのでした。



木曜にもなって、「やべっちFC」のことを言っているのもなんですが・・・こないだのはけっこうおもしろかった。


香川くんの特集も興味深かった。


好調な最近は、髪型だけじゃなくて、以前と目つき、顔つきも変わって、迷いがなくなってきて、いい感じですが、

今は、試合後、徹底的にデータの数字を見ることにしているのだそうです。


よかったときは、1対1でボールを取っている率が高いとか、よくなかったときは、疲労度が高かったとか。

そこまでチームで選手のデータ分析をとれているからこそ、できることなのだけれど。


なるほどな、って思いました。


個人の結果が数字で出ることで、試合の結果を、自分で客観的に分析することができて、周囲や他人の評価に依存するのではなく、自分の数字との闘いにすることができている。

その結果、以前の、あの迷うような目がなくなって、精悍な目つきに変わったんだ、きっと。


父ちゃんに、データ分析って、もともとやっていたものじゃないの? 最近始めてから好調になったの? どのくらい詳しいデータをとってるの?と聞いたけど、詳細不明です。

最近サッカー雑誌も全く読んでいないので、ホントノトコロはわかりませんが、ワタシとしては、とても刺激を受けたいい話でした。


結果をデータにして事実をしっかり見るって大事だよね。

仕事の場合でも、数値を分析することがおろそかになっている場面が多い。

それでもって、「うまくいかなかった」って勝手に反省して凹んでたりして。そうすると、よけい回りの評価が気になって神経衰弱になる。


プロサッカー選手に対しては、世界中に、「あーだこーだ」言う人がいっぱいいるんだから、評価を気にしだしたらそりゃたまったもんじゃないよね。

野球みたいに、個人の力量が数値でハッキリわかるものじゃないから、よけいサッカーって、他人の評価に振り回されやすいと思う。


高校サッカーで頑張ってきた長男を見ていると、監督やコーチの評価を気にして、「どうしたらいいかわからない」状態が多く、もんもんとしているように見えました。親としてツライものがありました。そりゃまぁはっきりわかる数値であるシュート数、アシスト数を圧倒的にとればいいのだろうけど。「気持ちの強さ」をどーやって測ってんだろう? と皮肉を言いたくなるような時もあったりして・・・・。


部活動を引退して、塾に行きはじめ、勉強を始めたら、ゼロからスタートして、勉強けっこう大変なはずなのに、受験勉強のストレスなんてなくて、風呂上がりのようにサッパリとした顔で、じつに楽しそうにやってる。そうか、評価は先生の評価ではなくて、テストの数値として出てくるからだね、って思ってました。まぁ、ダメもとでやっているからプレッシャーもないんだろうけど。


そんな長男の顔を毎日見ているので、余計、香川くんのお話が身にしみたのでした。

そういえば今週の香川くんはよくなかったようだけど。


そっか、数値化すればいいんだナ、と気づいたので、私の場合は自分で仕事を数値化することにしました。

仕事の進捗を手帳につける。仕事、家事を細かく時間で区切って時間内に終わらせ、スピードアップを目標にする。などなど、いま試験中。


今日の自分が昨日の自分よりも前進しているか? コンディションはいつもとくらべてどうか? 誰かと比べるのではなく、自分を基準にして、自分自身を評価すればいいのです。


おかげさまで今日はいつもより朝の家事が早く終わり、早い時間から仕事ができてます。バンザイ!