日本脳炎ウイルスをつかまえた母里先生 | Minahei

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ライター戸塚美奈のブログです。

昨日はあいにくの雨でしたが、青梅方面で、私のワクチンの先生(?)母里啓子先生の講演会があり、

先生の本を4冊も作ってきた私、本も販売してくださるというので顔を出しに行ってきました。


1934年生まれの先生、横浜から車を運転していらっしゃいました。ほんとうにお元気です。


先生の自己紹介がふるってました。


「ネットでは、かなり、いろいろな悪口を書かれております。年寄りで現代の医療のことなどなにも知らないくせにとか、何十年も前の資料でものを言っているとか、公衆衛生院なんて、ただのお役人だろうとか。みなさまも『この人なんだろう?』って思っていらっしゃる方もいるでしょう。いったいなにをやった人間なのか、ひとつ挙げておきましょうか。えーと、私は、日本で初めて、日本脳炎ウイルスの写真を電子顕微鏡で撮った人間です」


社会的な発言が多い先生だけど、それはあまりにも世の中がへんてこだからで、本質は、日本脳炎ウイルスを撮影したくて、毎日毎日電子顕微鏡をのぞいて日本脳炎ウイルスを追いかけていたという、根っからの科学者。

去年本を作っていたときも、


「はしかのウイルスって、いったいどこいっちゃったんだろう? 人にしかうつらないんだから、世界のだれかが持ってるわけだから・・・」

とか、

「子宮頸がんの原因のヒトパピローマウイルスは、男性からの性交渉をつうじて女性に感染するけれど、じゃ、男性はどこからもらって来るんだろう?」

とか、

そういう方向の思索に入り込んでしまうことがあって、聞き取りが進まなくて困惑しつつも、先生にとっちゃ、ウイルスは「オトモダチ」みたいだな、と愉快な気持ちになるのでした。

その視点が、先生の魅力です。






11月14日、中野区の野方区民ホールで母里啓子先生講演会があります。興味のあるかたはぜひ。私も行きます。上記の電話番号に直接お申込みいただくか、私あてmi-totsukaAjcom.home.ne.jp (Aを@に変えてください)にメールください。