週刊文春の、伊集院静さんの、「悩むが花」っていう悩み相談の連載のファンで、
悩み相談といいながら、まったく悩み相談になっていないのがおもしろく、
文春を買ったときには欠かさず読んでいるのですが、
先週号は、珍しく役に立つ応答がひとつあり、やたらウケてしまいました。
相談は、陸上部に入っている中2の息子が、本番になるとまったくいつもの力をだせない、どうしたらいいのか、というもの。
お答え。
可愛い女の子に水着を着せて、ゴールの向こうに立たせなさい。
でオワリかと思ったらそうではなく、
「今の練習の倍の量をさせるんですな。
本番当日がクタクタでも力があれば勝てるものです。
人の何倍も練習をしてきたんだ、ということだけを頭の中で反復させることです。」
ちょっと、どうです?
『ジュニアサッカーを応援しよう!』
の悩み相談じゃないんですからね。
やっぱり、大学体育会で野球やってただけあって、
少年スポーツには一家言持っていらっしゃるのでしょう。
いいかげんな、よっぱらいおじさんのようだけど、
スジの通った、スカッと爽やかな感じ。
これがいいんだよな。
青春時代、ひたむきにスポーツに打ち込んだ人って、
みんなそういうとこ、もってるかも。