子どものコーチ、
最近、勉強が遅れているから、、とサッカーを辞めていく子が多いのに、
悩んでました。
「だから、ちゃんとコツコツやっとけ、って言ったのに・・・」
でも、疑問も抱き始めてたんですよね。
サッカー辞めたからって、勉強を熱心にできるのか? って。
したら、こないだ。
コーチが、コーフンして言うんです。
「すごい本あるんですよ。『運動だけが脳を鍛える』って本!!
30分なら30分運動したあと、一番集中力が高まる、って書いてあるんですよ!!!」
なになに!?
検索したのになかなかみつからないと思ったら、
タイトルちょっとちがう。
これでした。
読んでみたら、これすごい本!
ここ2、3年のベストかも。
アメリカの高校で、生徒に運動をやらせて著しく学力を上げた話から始まるのですが、
話はアメリカですから、ストレス、うつ病、注意欠陥障害までも運動で改善するという話です。
(ちゃんとした精神医なので、薬を服用する利点もあげつつですから)
むつかしい話も多いので、よく理解できないまま読み飛ばしてしまった部分もあるのですが、
なにしろ、序文からすごい。
科学技術に支配され、世界のどこの様子もプラズマ画面ですぐに見られる現代にあって、人間が動くように生まれついていること、つまり動物だということは忘れられがちだ。
ともすればわたしたちは狩猟採集生活をしていた祖先を、もっぱら体力に頼って生きていた野蛮な人間と見なしがちだが、彼らにしても長く生き延びるには、知恵をはたらかせて食物を見つけ、蓄えなければならなかった。人類の脳の回路には、食物と体の活動と学習とのつながりがもともと組み込まれているのだ。
つまり、
食物を得ようと走り回ることで脳が活性化し、
獲物をさがせないストレスのために、脂肪を蓄えようとする。
走り回ってとらえた獲物を、貯蔵するため、知恵を働かす。これが記憶力につながる。
たとえば、こういうことが、
これまで発表された実験データから理論的に説明され、
自らの臨床経験の実例を挙げて書かれています。
後半、心の病のお話のボリュームが多いのが難といえば難なのだけど、
私自身は、今まで仮説としてなんとなく考えていたことがことごとく、この本で肯定された感じで、
読んでいてほんとに面白かった。
「なるほど」
だけじゃなくて、ほんとに、この本読んだら、走らないではいられません。
悩んでないで、動け、動け、動け!!!
元気と希望が出てくる本です。
- 脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞の増やし方/ジョン J. レイティ

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