自作の難聴者用受話アアンプ付電話機 | syouta023のブログ

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2019.6.5 Yahooブログから引っ越してきました
いろんなことをやってる、じいさまのお話です
ブロック塀に垂直設置した太陽光パネルです

骨折した足は治って施設に戻った母親ですが、最近一段と耳が聞こえないようです、電話をかけてきますが話がかみ合いません・・・・・親子の私の場合は半部くらい?2・3度聞き返して・・・、家の奥様の場合殆ど!通じていません!、電話がかかってくるたびに緊張しています、体に悪そう・・・・何とかしなくてはと探してみました。

ありました、ジャンボプラス 難聴者 高齢者用電話機「HD60J」、すごく良さそう、こんな感じです。
http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/aa0fd8c1fc9f498adbd4d284385d34fdadf7c2ec.22.2.9.2.jpeg

商品の内容 補聴器 難聴者 高齢者用電話機 ジャンボプラスは、最大約60dBの音量増幅と4段階(低音・中音・中高音・高音)に受話音声を調整可能。
中程度難聴の方にも良く聞き取れる電話機。受話器は、T-コイル内蔵の補聴器対応で、補聴器をしたままで磁気誘導により鮮明な音声を聞くことができます。
電話機としての余分な機能はできるだけ排除し、難聴者・高齢者が安心して話せるように設計した電話機。着信時には約95dBの着信音と同時に電話機の前面と側面のランプが点滅。
電源:100VAC サイズ:190x230x70、重量:885g

大きな数字のボタン良さそうですが、訳のわからない小さなボタンがたくさん!、ボリュームらしいものが2個・・・ボタン類が多すぎですね。

実は母親は昔の「黒電話」!ダイヤルをぐるぐる回すやつです、これで私の携帯にかけてきます、用があれば何度でも11桁!ダイヤルしてきます、まだまだ!ぼけてはいないようです、そんな人に新しい電話は難しそうで、受け入れてもらえそうにありません。

作っちゃいました!。

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黒電話でなく、緑の電話・・・この中にアンプと単1電池2個、電源を受話器で入り切りするマイクロスイッチ、音量を調整するボリユームこれだけを、詰め込んで完成です。

心臓部のアンプ「黒い箱」はダイソーで売っている100円のアンプです、アンプの入口「茶・黄」出口「橙・白」4本の電線をはんだ付けして受話器の途中に入れました、受話器のインピーダンスが合わないので大きな音が出ません、代わりに小型スピーカー約4cm・8Ωを押し込みました。

アンプの電源「赤・青」は白いフックボタンに連動するマイクロスイッチを取り付け、受話器を下すと電源は切れます電池は単1アルカリ2本です、通話時の電流は7mA程度ですから毎日使っても数年は持つでしょう、電池のスペースを開けるためにベルを片方外して大きいベルの中にいれてあります、母親は3年前にこのベルの音が聞こえずに外付低周波音の着信ブザーを付けた経緯があります。

音量調整もできた方がよさそうですね、主音量はアンプ本体のボリュームで設定できます、電話機の側面に音量調整ボリュームを付けました、0~9のメモリもついています、0にしたときが普通よりちょっと!大きめ、5ではうるさい、8にすると耳に当てておれません、これで年寄りでも聞こえそうです。

この方式、問題がひとつ、受話音量を増幅するだけなので、自分でしゃべる声も自分の耳に大きく聞こえます、耳のいい人はうるさいのですが、難聴者の場合どんな感じでしょう。

明日、宅急便で送って施設の人に交換してもらいます、結果はそのうち、お楽しみ・・・・・に。


この電話機、お盆のころになると話が通じにくくなりました、大きな声を出すと調子が悪い様です、10月出向いたときに確認すると、アンプの電源を入り切りするマイクロスイッチのレバーがずれて、受話器を上げない状態でも電源ON状態、電池が消耗していました、新しくできた赤い電話に交換しました。