こんにちは。AIです。

 

 

今日もふわっとした話にお付き合いください。

 

7年前に亡くなった実家の犬。

 

柴犬の雑種でかなり利口な子だった。

 

飼い始めたのは私が18歳の頃で子犬から飼い始めた。

 

彼女の誕生日は2月11日。

 

外で飼っていたので、いつも家に入る前にその日にあったことや

 

悲しかったこと、嬉しかったこと、悔しかったこと全部聞いてもらってた。

 

落ち込んでいるときはお尻をぴったりくっつけてきて「味方だよ」って示してくれた。

 

仕事が忙しくなってくると自分のことで精一杯になり母が中心に散歩に行くようになった。

 

それでも毎日尻尾を振って出迎えてくれた。

 

やがて結婚して家を出ることになり、なかなか会えなくなった。

 

子供ができてお腹が大きいときに実家に行くと、私のお腹を大事そうに抱える仕草をして見せた。

 

わかるんだね〜〜なんて、彼女は子供が好きな犬だった。

 

 

月日が経った七年前の夏、子供たちと実家に遊びに行った。

 

その頃はもう彼女は14歳になっていた。

 

体力も落ち、そろそろかもね。なんて話しているある日、彼女はいつも入らない犬小屋で眠るように亡くなった。

 

夏なので玄関を開けたところにいたにもかかわらず、あえて外に行ったらしい。

 

私のいるときを見計らって旅立ったのかな。待っててくれたんだなって思った。

 

職場にいる母の元には黒い蝶が飛んできたらしい。

 

 

夏だったので早めに荼毘に付した。

 

火葬の間、次女は大泣きしていた。

 

すると黄色い蝶が次女の周りを二回まわって空に消えた。

 

「また遊ぼうね」と語りかけているようだった。

 

それからというもの、夢に彼女が出てきてくれたのだ。

 

あるときは一緒に散歩をしたり、悪者から守ってくれたり。

 

カレンダーを見ると、だいたい彼女の誕生日が近い。

 

「忘れないで」ということなのか。

 

 

そしてこの間、母の携帯に彼女の動画が突然出てきてその動画を送ってくれた。

 

私の方はというと、最近はめっきり彼女の夢を見ない。

 

 

すると次女が言った。「てんちゃんに生まれ変わったんじゃない?」と。

 

次女にとてもよくなついているし、確かに落ち着き払った雰囲気が似てる!

 

なんか・・・そうかも…と思っている。




7年前の夏 次女と。