この間、

引き寄せのワークについて話していて・・・

 

条件通りの人と出会ったのだけれども、駄目だった。

トキメかんのよ・・・

 

という話を聞いた。

それは駄目じゃな、と言われる中、

私は、トキメキなんて無くていいのにな、とつい言ってしまい、

えー、じゃあ条件だけ? お金ですか? なんて言われてしまいました。

 

もう覚えてないなあ。

家人とはネットで知り合ったので(え~~?)

最初は顔も知らなかったし、お金があるかどうかもわからなかったし。

 

でも、恋愛なんて、心の風邪、病気のようなものなんだから、

もっと、じっくり育てていく愛情が大切なんじゃないのかしら?

 

しかし、昨日、何某食堂へ家人と行き、

そこは、お惣菜を選んでトレーに載せて行くんだが、

サンマにしようか、鯖にしようか、それともブリか?・・・と迷っていたら、

「お魚を見るとき、猫みたいに(嬉しそうに)キランと目が光るよね」と、言われた。

 

そうそう。トキメキって、こんな感じか。(・・・いやいや)

でも、そう。岩石とか貴石とか見ると、トキめくよね。

 

最初くらいはトキめかんと~ と言われたけども、

それって、結構、外れでないですか?

 

ずいぶん前に、私は恋愛の感情における脳内神経伝達物質について調べたことがあった。

小説を書いていたのよ。

 

 

恋愛の初期、分泌されるのは、PEA(フェニールエチルアミン)

 

恋した瞬間に、間脳、脳下垂体から大量に分泌される。

高揚した気分になり、ドキドキして、熱っぽく? 食欲は落ちる。 心の風邪?

目で見たモノに反応して夢中になると分泌される。一目惚れ現象は、これによる。

これが、快楽ホルモン、ドーパミンを分泌させ、性的興奮と快感に関係する。

相手を追いかけている間は、どんどん分泌され、手に入ると、PEAは減少していく。

何故なら、PEAは、緊張している時に分泌されて、精神的に安定すると出なくなるから。

PEAの分泌が続くのは、3ヶ月から3年と言われている。だから、恋は続いても3年間と言われている。

トキメキは、このPEAの作用である。

 

 

恋は長くもっても3年というけれども、やっぱり古女房が一番、という人もいる。

遊び人で有名だった彼の人も年齢を重ねて、ところで本当のところ一番良かったのは誰? と訊かれ、

それは、やっぱりうちの女房よのおと答えたと。

長く付き合って、お互いの良さを知り、一緒に良い思い出を作ってきた2人に出てくるのは βエンドルフィン。

PEAと反比例に増えていく。

 

体内性モルヒネ(エンドジーナス・モリフォン)で、エンドルフィン。

脳内麻薬と言われる究極の快楽物質だ。脳下垂体より分泌される。

鎮痛効果は、モルヒネの6.5倍と言われ、ストレス抵抗作用があり、免疫力を上げ、T-cell を増殖させる。

アヘン中毒のような多幸感。うっとり幸せ感がある。

ドーパミンの抑制の抑制作用があり、結果、ドーパミンによる喜びもある。

 

ランナーズハイは、このエンドルフィンの作用と言われるが、実はカンナビノイドであると言っている人もいる。

カンナビノイドも、体内性のものがあるんですね・・・???

 

 

昔、呑み友が言っていた「春夏秋冬を共に過ごしてみないと」というのは、

PEAが無くなった後、βエンドルフィンがちゃんと出るだろうか? というような事なんだろうね。

 

やはり、一緒にいて、

ドキドキする、緊張する相手よりも、

落ち着いて、安心できて、うっとり幸せ・・・というのが長続きするのである。

 

トキメキは要らないかなーと、思う所以です

 

 

それでも、やっぱり、どの人と付き合うか? を決める時には、

トキメキがあれば、決定打になるのかも。

 

それに、常にトキメキを追い求めるのも、それはそれで経験だし、そこから得るものも多いのかもしれない。

未知に対する、ドキドキだそうだから。

 

 

以上。

トキメキについての、メモでした。