これから、ヒトは、DNAが増えて、進化する・・・

というのを、誰かが言ってたような気がします。


以下、コピペ。





Astounding! 'Quadruple Helix' DNA Discovered In Human Cells
IIAI 2013.01.21

驚き!: 四重らせん(Quadruple Helix)構造の DNA がヒトの細胞で発見された

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▲ 四重構造を可視化したヒトの細胞核と染色体。


ジェームス・ワトソンと、フランシス・クリックが「DNA の二重らせん」について記述した論文を発表したのは 1953年のことだった。

その記念碑的発見から 60年目の今、ケンブリッジ大学の研究者たちが、いわゆる「グアニン四重鎖」(G-quadruplexes )、あるいは G4-DNA 、として知られているヒトゲノム内に存在する「四重らせん構造の DNA 」の存在を証明する論文を発表した。

これらは DNA を構成する4つのうちで通常「G」と記されるグアニンのビルディングブロックに富んでいる DNA 領域に形成されていた。

今回の発表の結果を導くまでには 10年の歳月がかかっている。

当初は計算上での合成からはじまり、研究室での実験とモデリング、そして、ついにはヒトの癌細胞での特定の作業を通じて、論文発表に辿り着いた。

論文は、本日(2013年1月22日)発表される「ネイチャー・ケミストリー」に掲載される。

そして、四重らせん構造は、細胞分裂とその生産と極めて密接で重要な関連があることがわかった。
この研究は癌治療の新世代への道を開きそうだ。

四重鎖は、複製された DNA 構造に「罠」をしかけるように細胞分裂を阻止しており、このことにより、癌細胞の爆発的な増殖を止めることができると科学者たちは確信している。

研究者のケンブリッジ大学のシャンカー・バラスブラマニアン( Shankar Balasubramanian )博士は、以下のように述べた。

「現在の多くのガン治療が DNA を対象としていますが、しかしその基本的な働きがどのようなものはわかっていないのです。私たちは、いまだにゲノムのどこで反応しているのかさえわからないのです。なので、(DNA をターゲットにした現在のガン治療は)散弾銃を撃つようなアプローチであったのです(正確に狙った治療ではないということ)」。

「今回の四重らせん構造の DNA の研究は、ガン細胞の激増を選択的に防ぐことができる新しい方法のキーになるかもしれません。そして、それがヒトの細胞自身の中に存在したということはとても印象的です」。