まず、第2部は一等前方席ど真ん中。
開演直前すぐ近くに梨園の奥さまが座られて周囲がざわめきました。
お顔を見たかったけど、近すぎてあんまり見られず…

ずうずうしくもっと見るべきだったかも…

まず「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」。
幕が開いたら、目の前に芝のぶちゃんが座っていてキャー

やっぱり顔も可愛いし声もキレイ!
でも、最近は若手女形が増えてすっかり出番が減ってしまいました…

若手の女形さんも好きですけどね…「顔も姿も声も」という三拍子揃う人は少ないから…
壱太郎さんも時々声が潰れるような?濁るような?部分があるのが残念です。
ああいう発声は直らないのかな?
ま、周囲があれでいい…と思ってたらしょうがないんだけど…。
その点、芝のぶちゃんと七之助さんは美声なので、耳も大満足出来るのです

ガラガラ声では魅力も半減…頑張ってキープして欲しいものです。
そして待ちに待った「吉田屋」!
仁左衛門演じる伊左衛門以上に私が夕霧を待ち焦がれてました…

衣装も素敵。見事な刺繍でした。
衣装も玉さまももっとじっくり見たかった…。
今月は明治座があるので、歌舞伎座はそんなに取らなかったのです。
2部も1回きり…

舞台写真を楽しみに待ちます…。
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続いて第3部は3階A席ど真ん中。
やっぱりもうちょっと上手寄りが花道は見易そうです。
まず「梶原平三誉石切」。
本当にこんな名刀があったのかねーと思いながら寝ることなく鑑賞。
気持ちは次の「道成寺」へ…

幕間のお楽しみ。今日はひとくちおこわにしました。
ひとくちサイズのおこわが4個入っています。
そして…そしていよいよ「京鹿子娘二人道成寺」。
なんと、目の前のおじさんが幕間に帰ったため、前の人の頭を気にせずに見れました

とにかく美しい

この日の「ただ頼め」は玉さま。
客席からもガン見なら、舞台上からも隼人くんや尾上右近くんがガン見~~~!(笑)
舞台に上がってること忘れてるのでは…と思うぐらいじ~っと見つめておりました。
毎日目の前で見られるチャンスだからじっくり勉強してねー!
しかし、この日は玉さまの鈴太鼓が割れて、鈴がパラパラパラ…と落ちるアクシデントが。
↓参考画像・手に持っているのが鈴太鼓

一瞬何が起きたのかわからなかったけど、
中に入っていた鈴がパラパラ…とこぼれ落ちていく様がスローモーショーンで見えました。
玉さまは何もなかったようにそのまま続行。鐘の方へ。
後見さんが一瞬アタフタ…鈴を拾おうと何歩か前に出たりとオロオロ…

時々双眼鏡でガン見しながら、約70分。
ひたすら玉さまを堪能して来ました。
3部はもう1回行く予定なので、次は菊之助さんもじっくり見ようと思います

9時ちょっと前に終了。
隈取り蒸しパンは持ち帰り用に…。実は知人にめでたい焼を頂きました

日曜で終バスが早いのでダッシュで帰りました

そして、12時間後にはまた歌舞伎座です(笑)
【参考サイト】日本舞踊【京鹿子娘道成寺】の世界
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5月6日(月曜・振替休日)第1部は初めての3階B席下手寄り。
かなり高い位置ですが花道はちゃんと見れます。
でもやっぱり音響が変????
「寺子屋」の三津五郎さんと福助さんの夫婦での会話が妙に反響していました。
3階A(3~5列目あたり)ではそういうことはなかったので、
AとBの差はここかな…と思いました。
すぐ後ろの幕見席も相変わらずカオスだし…

おまけに嫌いな声の大向こうがいてイライラ。
顔を見たら殴りに行ってしまいそうだったので、必死で振り向くのをガマンしました

3階Bは二度と買わないようにしようと思いました。
さらに隣のおばあちゃん。よく眠ってたわー!
下向いて寝てるんだけど、周囲が拍手すると顔も上げずに手だけ前に出してとりあえず拍手…。
そんな拍手ならしない方がマシだよ…。
もちろん幕間は元気(笑)イキイキとしてました。
ご飯食べて元気になったのか「三人吉三」だけは半分以上見ていたようです。
新しい歌舞伎座で美味しいお弁当とめでたい焼きを食べれてよかったねー!
と、嫌味のひとつも言いたくなりました。
やっぱりチケットは自分で手配して行くのが鉄則ですね。ちょっと反省

この日の幕間のお楽しみは知人が買って来てくれたいなり寿司。
酢飯のお酢が少なく、ちょっと珍しいお味ですがくるみ入りは美味し~い!!!

また機会があったら食べてみたいです!
【参考ブログ記事】西麻布「呼きつね」、南関揚げのいなりやがオープンしました!
※全部をまとめて書いたので長くなってしまいました…
