街中の高齢者へのインタビュー

『年金が少なくて生活できない』

『年金を増やしてほしい』

 

メインの収入である公的年金に対する不満が

いたるところで聞かれます。

 

現役世代にとっては

『大変だな~』という感想と

『私たちはもっともらえない…多分』という気持ちも。

 

 

職業選択が社会保障制度の格差を生まないように

段階的に厚生年金の適用拡大が行われてきました。

 

 

約10年かけてゆっくり

そしてようやく企業規模の撤廃となりそうです。

 

 

 

出典:日本経済新聞 2024年7月2日朝刊

 

 

 

この改正に伴い色々な意見が出てくるでしょう。

 

例えば・・・

 

今まで厚生年金保険料を納めていなかった従業員は

私の手取りが減っちゃうなんて!

働く時間を減らして調整しないと!

 

今まで厚生年金に加入させなくてよかった経営者からは

労使折半の保険料の負担が大きすぎる!

負担を減らすために従業員を削減しないと!

 

 

 

物事にはメリットとデメリット、損と得があります。

 

人間は痛みに対してより敏感に反応します。

※生物としての本能

 

だから、しばらくは大騒動になるかもしれません。

 

 

 

この改正は社会構造の変化をふまえたもの。

 

生物が長い時間をかけて進化してきたように

個人も企業も

少子高齢化小生多死社会に向けて

進化する過程なのかもしれません。