ようこそ〜 
双子の兄が出来のいい弟に
コンプレックスを持っていたけど
あるきっかけで自分を認められるようになった
っていう高校の弁論大会のお話。
これを読んで頭に浮かんだのは義弟。
旦那の年子の弟だ。
彼はだいぶこじらせていて
なかなかねじれた性格をしている。
自分より出来のいい兄(旦那)。
中学で生徒会長をしていた兄。
きっと『〇〇の弟』と言われて
中学までを過ごしたんだろう。
兄は当時の学区で1番の進学校に進学。
(ま、そこで早々に落ちこぼれる訳だけど。)
落ちこぼれながらも現役で国立大進学。
弟は当時の学区で2番目の高校に進学。
関西有名私大に進学。
学歴だけを見ると
全く引け目を感じることはないと
第3者の私は思うんだけど。
それは生まれた時から
既に兄がいる境遇の弟にしか
わからないことだとは思う。
子供の頃に友達や周りの大人から
どんなことを言われたのかも
どんな評価を受けて来たのかも
全く知らないんだけど。
義弟にとっては
嫌なものだったのかも知れない。
そこに加えて運動神経ゼロらしい。
キャッチボールもできないと旦那から聞いてる。
小学生にもなると
一緒に遊ぶことも無くなったし
弟が何をしていたのかも
兄である旦那は
『知らない。興味がなかった』と。
旦那と結婚して
義実家に関わるようになって22年。
その間のことしか分からないけど
いい歳した大人なのに憎まれ口を叩いたり
しょっちゅう義父と喧嘩をする。
そんな中で
『コンプレックスがあるんだな』
と確信した出来事がある。
親戚中から『結婚できないだろう』と
言われていた義弟が結婚した。
あの時の義両親の安堵した顔は
今でも覚えている。
青天の霹靂とはこのこと。
義妹ちゃんが出来た人で
みんな彼女に本当に感謝した。
数年後義弟夫婦の間に
姪っ子ちゃんが生まれた。
男系の家系に女の子。
私に『3番目は女の子やね』って言ってた
曽祖母はそれはそれは喜んでた。
それからまた数年後。
姪っ子ちゃんが未就園児の頃だったと思う。
いつものように義実家で
晩御飯をご馳走になり
くつろいでいた時に義父が私と旦那に
『〇〇(弟)から娘にもお兄ちゃんのところと
全く同じようにして欲しいと言われたんや。』と。
うちの子供たちが生まれてから今まで
してもらった事と同じ事を
自分の娘にもきちんとして欲しい
もちろん義両親は区別とか差別とか
そんなことを全くする人ではないし
うちの子達にしてくれたように
姪っ子ちゃんにもしていたのを
私も知ってる。
『ちゃんとしてるのに、
あいつは何であんなことを言うんや。』
って義父がぼやいてた。
してもらう立場の人が
そういうことを面と向かって言う神経。
自分の親であっても。
信じられん。
やっぱり義弟はコンプレックスを
抱えて生きて来た。
誰に…とか
何に…とか
細かいところは何も分からないけど。
兄と同じようにしてもらうことを望むのは
やはり兄と違う扱いをされたという気持ちが
あるからなんだろう。
そしてそれを今でも持ち続けてる。
きっと死ぬまで持ち続けるんだろう。
この記事の高校生のように
早い時期に気づきがあったら良かったのにね。
で、ここからは私の愚痴(本音)
うちの子達と同じようにって言うけど
そしたら毎週末義実家でご飯食べたら？
我が家は子供が生まれてから
義母が亡くなるまで
ほぼ毎週末を義実家で晩御飯を食べてきた。
年末年始はぶっ通しで
1週間なんてこともあった。
自分の都合のいい時にしか来ないし
手伝うでもなく食べて帰るだけ。
はぁ？
子供達をお泊まりさせたり
義両親と子供達で遊びに行ったり
そんなことさせたことないよね？
義実家に自分抜きで
義妹ちゃんと姪っ子ちゃんだけで
行かすことも許さないし。
そんな感じなのに
してもらうことはして欲しい。
ばかやろうぉぉぉ
我が家がどんだけ
義実家に通って色んなことをしてると
思ってるねん。
同じようになんて
厚かましいんじゃ、ボケ。
あら…ワタクシとしたことが
義姉の叫びでした
