本来の力が出せて良かった。
スポーツ選手がこれを言う時って、
つまり「調子が良かった」ということなんですかね?
同じ状態のことを、たとえば舞台俳優さんだと
本番は 不思議なチカラが働くんです、
とか言いがちな気がするんですけど
そんなわけないか。でも「本来の力」って何だろう。
"公開稽古"と称した即興ショーと、
若いシンガーさんのジャズライブを立て続けに観ました。
そのショーの会場は劇場でもライブハウスでもなく
なんか、モデルルームみたいな場所?
ピアノが置いてあって、それを即興で弾きつつ
短編の朗読と 即興的なダンスをかぶせていくという
まことに玄人な香りのする催し。
そのジャズシンガーさんは、初対面ながら 高校の後輩で
美大で学んだのち、なぜか歌の世界へ入ったらしい。
まだ選曲にも試行錯誤がみえて、ピッタリくる曲もいくつか。
プロとしての素地はあるわけなので 誠意をもって言いますけど
どちらもフレッシュで、完成度が低いところが逆に面白かった。
慣れ親しんだ試合場でない環境で、
スポーツ選手の言うところの「本来の力」が出せる時がきたら
これはすごいよねぇ。
彼らはちゃんと、その道を踏み出していたようでした。
いつか銀座で出くわした、麺は薫り高くてシコシコなのに
スープが美味しくなかったあのラーメン。
私が思わず「セクシーラーメン」と名付けたあの子に
なんかちょっと似てる!と思いました。
セクシーラーメンになろう。
大拍手。




