
楽譜には 音符のおたまじゃくしが並んでいて
それぞれのメロディーを奏でていて
リズムは、音節で区切られています。
ひとつの音節に音が2つの時も16個のときもある。
そんなこと当たり前なんだけど、
仕事モードが残った状態でスタジオに入った日、
自分の中でカルチャーショックが起きました。
「モット タクサン ハイルダロウ」
「効率悪イジャナイカッ」
「ツメテ ツメテ」
ミュージックに対して「ツメテ ツメテ」!?
ほんとうに直観的にそう思ったことにビックリして、
たぶんですけど、これって意識しないにせよ、
同じような人たくさんいるんじゃないか?と思いました。
なんとなくイライラしつつ入ってきて、
少しずつリズムを吸い取ってほぐれていって、
ふわぁっと上気した顔つきになって帰っていって、
また次回、カツカツカツカツ!と入ってくる感じ?
ハイ繰り返しみたいな?
だとしたら受付の人は面白いでしょうねー。
銭湯でも、もしかしたら学校の先生、ツアーガイドとかも
そこを通り過ぎることでちょっと変わって出てくる、
行き交う人を観察していられる立場。
その通過点をトンネルだとして、
前後それぞれに不純物が付いてるんだけど
イライラしたり ふわっとしてるのも 一時的な不純物というか
見てる人には、案外本質が透けてそうです。
自分なんてのは単なる"モード"かもしれないぜぇと
目の前にある世界に反応することにもっと集中したいもんだと
「川の流れのように」を練習しながら思いました。
いやまさに。川のように。
仕事でも趣味でも、のめりこんだり長く続けたりすると
その中の、小さなことがどんどん枝分かれして大きくなります。
OOの仕事。って言えたことが、細分化して 例外が増えて
「あれもあってこれもあって一言では説明できないよー」
ということになります。
「いろいろ」ってことば、自分もよく使うんですけど
「2つある」というのと だいたい同義なんですよねー。
・同時に進めているプロジェクトが2つある。
「いろいろやってますねー。」
・旅行から帰ってきて、まっすぐ出かける用事がある。
「いろいろたのしそうですねー。」
・受験生の息子がいて、病気の父がいる。
「いろいろたいへんですねー。」
ほら、立派な「いろいろ」じゃないですか。
いろいろは 充実でもあるし 忙殺でもありえるけど
ラーメン屋では、ラーメンもチャーハンも食べられるんだぜー!
ラーメンは しょう油・味噌・塩だけでなく 10種類くらいあるし
チャーハンだって2種類あるし
しかもラーメンとチャーハンがあるのに加えて
ホイコーロー定食もマーボー豆腐もあるんです。
いろいろって、それくらい普通のことだと思います。
ついでに言うと、「たくさん」は3つかもしれない。
阿藤快さんの記事が貼られたこのお店は
ほんとはギョーザがおいしいのです!
でも、この普通こそがスゴイ事で、素敵なんですよね。
いろいろあるんだろうなぁ・・・いろいろ。
一圓(いちえん)
東京都三鷹市下連雀4-17-12
たとえば、ね。 たとえばですけど
「優しそうな人だね」って言うじゃないですか。
「すごく味は良さそう!」って思うじゃないですか。
私たちは、ごく自然に、あるいは見たり聞いたりした経験から
「そんなわけない」って思うように出来ています。
存在意義のないモノはないし、完璧な奴なんかいない、と。
ものすごーく話が良すぎたり悪すぎたりする時も
自分が見過ごしているかもしれない「裏」を探そうとします。
で、これをですよ。
経験によって、「いやこのくらいはあるよ。」って言えたら
ビリヤード台でバウンドを繰り返す白玉みたいな
小さな世界から抜け出せるような気がしませんか。
どうも話が良すぎるのでは・・・?と感じる時って
自分の中のパラダイス領域を超えて「イイ☆」という事だけど
そのくらいの「イイ」は「いや、あってもいいじゃない」って。
全てを想定内におさめてドヤ顔したいわけじゃなくて、
むしろサプライズを純粋に喜んで受け入れる体制作りのために
自分の「オーケーの領域」は広くとるのが良いのではないかと。
オーケーの領域を鍛える方法は、ズバリ2つです。
1. 身に余る幸福に包まれる練習をすること!
2. 踏んだり蹴ったりの時間を過ごしてみること!
これをすれば、
イヤイヤ~って恐縮して幸せを無駄にすることもないし
ちょっとした不幸に打ちのめされることもないでしょう。
直感を信じて強く言いきってしまうと、
未熟モンの私が一番苦手なのは「見返りのないこと」です。
でも報われないことっていうのは、いつか起こります。
どっかの田舎のおばあちゃんみたいに、
「あん時もすンごかったんだよぉー」という経験だけでも
結構な助けになったりするんじゃないかと
雰囲気のコワい界隈を抜け、すりガラスを抜け、
かわいいオレンジ色のテーブルでチャンポンを食べて
大変失礼ながら、私のオーケーの領域は広がりました。
すりガラスの向こうにいる、未熟モンの「私」に会いに。
感じのいいおじさん2人が迎えてくれます~
グラバー亭
東京都三鷹市下連雀3-25-8








