昨日、母は県立病院に行ってた。
ガン持ちだから、定期的な検査をする為に。
あたしは認知症予防講座へ行ってて、
帰ったのは夕方４時。
あれ？母が帰ってない？
帰った形跡がない。
朝７時半に出たままだよ、
夕方４時を過ぎても帰らない？
遅過ぎない？
『帰って来ない』…？
まさかパパと同じ？？え？え？
あたしは顔面蒼白、
あの日の情景がリアルに蘇る。
凄く怖かった、声をあげて泣いた。
もうあたしから、家族を奪わないでよ…
もう、こんな思いは嫌だよ…
助けてよ…
震える手で県立病院に電話してみた。
母は、まだそちらにいますか？
色々調べてくれた結果、
近々手術になったから検査が増えたらしく
時間がかかってるとの事。
無事は確認出来たものの。
手術？？また手術なんだ…
ガンがひどくなってるのかな
命は？？
今度は病状が気になって怖くなった。
また泣いた。
母から電話が来た。
あたしは泣きながら出た。
母は『大丈夫やから。今から帰るから。大丈夫やから。』
って、大丈夫じゃないのは本人なのに
逆に心配かけてしまった。
何をやってるんだろうな。
結局、入院は１月２３日から１週間。
実は８月から手術を勧められていたらしい。
それは、ちょうど母にほとんど話かけなくなっていた時期。
あたし最低だ…。
一人で決めかねてたんだろうなぁ。
あたしが悪かった。
ごめん、母ちゃん。
今回、しっかり手術して貰って、
付き添える時間は付き添うつもり。
Die MilchのMaMaという曲に出てくるような母だった。
子供の頃からいつもSOSだった。
でも…
昨日の怖かった気持ちは、
ずっと忘れないでいようと思った。
父ちゃん、天国から母ちゃんを見守ってあげてね。
頑張るって言ってるから。
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