東日本大震災 被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます
郵便物の「転送サービス」の期限は1年ですので避難・転居された方は
お近くの郵便局で「転送サービス」の期限の確認をおすすめします
今年は富岡町の桜並木に本来の姿が
戻るかもしれません
25日午前零時の避難区域再編後、初めての朝を迎えた富岡町には町民が避難先から戻り、自宅の後片付けや必要な物の持ち出しなど、それぞれに一日を過ごした。
満開時には見事な桜のトンネルが続く夜の森地区周辺は富岡二中前の通りの一部が立ち入り自由となった。桜並木はつぼみが膨らみ、今にも咲き出しそうな気配。町関係者によると、暖かな日が多かったため昨年より1週間以上早く4月上旬には開花しそうだという。
赤く染まってきたつぼみの下では桜の木の除染作業が行われていた。作業員が根元の土を園芸用の小さなシャベルで丁寧に剥ぎ取って青い袋に詰め、新しい土をかぶせていた。
町は町民が古里の桜を楽しめる機会を設けようと検討している。
福島民報 3月27日 朝刊
この記事・写真等は福島民報社の許諾を得て転載しています
福島県双葉郡 富岡町夜の森地区にあります桜並木 ここの桜並木を
知ったのは震災後でした ここ富岡町は福島第二原発がある町です
震災後2度の春には満開の桜が咲いていましたが そこには町民の姿は
無く 原発事故による避難生活の実態が映し出されていました
今年は避難区域再編により 震災後初めて地元住民の方が桜並木を
楽しむ事が出来そうです 冒頭の画像を見ると桜の木の幹がずいぶんと
茶色?だなと思ったんですが 高圧洗浄による除染作業によって
木の幹についたコケなどが全て剥がされたからだそうです
除染作業と言ってもこのような植物の場合ですと土の入れ替え
全体の洗浄 膨大な時間と人数が必要になるでしょうね
そしてやっとこの桜並木にも人通りが戻って来そうです
毎年 この時期になると無人の桜並木が公開されていましたが
それも今年で終われそうです
2年かかったのが遅いかどうかの議論なども多々ありますが
「また一つ前に進んだ」という事の積み重ねの方が大事ではないでしょうか
「一朝一夕」にはいかない作業である事は誰もが承知の事実です
だからこそ二度と起こしてはいけない事故でもあるわけですから
現在議論されている全国の原発の「再稼働」問題には
今後も注目していきたいと思います
今年は桜の花も喜んでいるでしょうからたくさんの人達の心を
癒してあげられるでしょう それが止まった時間を取り戻す町の人達の
パワーになる事を願ってます
頑張れること一緒に探します
共に乗り越えよう 東北・東日本
それでは また m(_ _ )m 雅(MIYABI)でした