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陸前高田市 広田湾で地元中学生が
カキ養殖の体験学習です!
陸前高田市の米崎中、小友中、広田中の2年生約60人は22日、同市米崎町の脇之沢漁港でカキの収穫祭を開いた。生徒たちは年間を通じてカキ養殖を体験しており、漁業者の努力によって培われた広田湾のカキの品質の高さに理解を深めた。
講師の大和田晴男さん(60)ら広田湾漁協の漁業者と養殖棚でカキを水揚げし、作業場では殻むき作業に挑戦。その場で、蒸し焼きにして味わった。
広田中の男子生徒は船上で、「寒い中で作業する漁師さんはすごい」と感心。小友中の女子生徒は「広田湾のカキは日本一おいしい。漁師さんに感謝したい」と話した。
カキの養殖体験は米崎中が総合学習で毎年実施しており、1年生の春に稚貝の養殖から開始。今回収穫したカキは震災で施設が被災したため、宮城県松島産の稚貝を購入して育ててきた。2012年度は、今年4月に統合する3校で取り組んでいる。
この記事は岩手日報に帰属します
これは非常にいい「体験学習」だと思います
大きく分けて3つのポイントがあると思います
1つめは 「漁業の現場を知る」という事です
日頃食卓で見ている「カキ」がどうやって育てられて
自分達の元に届くのかという仕組みを現場から学べるのは
数少ない貴重な体験だと思います
2つめは 「食物を大事にする心」を育てる点です
気温に関係なく毎日養殖の桁(けた)を管理して大事に育てられた
生産物を見ることにより 他の農作物も同じように人が管理して
育てていることを知ると食物に対する見方が変わってくるはずです
世界には多くの難民と呼ばれ生活が困窮している人々が数多くいます
陸前高田の中学生の皆さんも震災後大変なご苦労をなさったはずです
だからこそ当たり前に食べるのではなく 常に感謝の気持ちを持って
生活するという心を養っていけるでしょう
最後は 「諦めない心」を一緒に体験することでしょうね
震災で養殖の桁も施設も全て流されてゼロからスタートした大人達
でもこうしてまた漁が再開出来るようになった「強い大人達」と現場で
一緒に作業すると きっと何かを感じるでしょうし新たな目標を持つ
きっかけになったかもしれません 陸前高田の漁師さん達は
口数こそ少ないかもしれませんが 震災から再開した強い心と
前に進む勇気は必ず伝わっていると思います
何気ない「体験学習」とは違い「素晴らしい体験学習」だと思います
これからも続けていって欲しいです
いつかきっとこの体験学習の奥にある「大切な心」に気付いたら
自分の家族や友人に伝えて欲しいですね
この子達ならそれが出来るはずですから
頑張れること一緒に探します
共に乗り越えよう 東北・東日本
それでは また m(_ _ )m 雅(MIYABI)でした