東日本大震災 被災者の皆様に心からお見舞申し上げます
陸前高田のスギが高校球児のトンボに
再利用されています!
東日本大震災で津波の被害を受けた岩手県陸前高田市の杉を材料にして、グラウンドの土をならす「トンボ」が作られた。「がれきに新たな命を吹き込みたい」と栃木県の元高校球児が現地の製材所に頼んで、実現した。同県の高校野球部などが使っている。
呼びかけたのは、元球児で栃木県足利市役所に勤める栗原祐幸さん(43)。昨年10月下旬から約3週間、陸前高田市に支援に入った。津波で立ち枯れた杉や、野積みされた大量の木材を目の当たりにして、トンボの製作を思いついた。
現地で知り合った村上製材所の村上富夫社長(64)と意気投合。形状や寸法を描いた図面を渡し、製作を頼んだ。今年に入って試作品を受け取り、県内の野球指導者らに声をかけた。これまで24校が計319本を注文。人づてに聞いた陸上部からも引き合いがあった。
トンボは完成品ではなく、柄や、土をならす板状の部分など計四つのパーツを組み立てる方式。運送面の手間もあるが、なによりも「自分たちが作ったトンボとの意識を持ち続け、大事に使ってほしい」と考えた。1本3千円。市販の商品と値段は大きく変わらないという。
3月22日、栗原さんの母校・足利高校で、28人の部員が22本を組み立てた。柄の部分には「気仙杉」の焼き印。伊藤光一監督(42)は重さや色が1本ずつ違うことに気づいた。「水につかっていた木もあるのだろう」。部員を集め、「練習以上にトンボをつくったことをチームの成果につなげてほしい」と声をかけた。
同高の平林健主将は「道具やグラウンドがある幸せを感じた」という。部全体に1球や一瞬を大事にする姿勢が深まったと感じている。「野球で被災地支援ができるのもうれしい。感謝の気持ちで野球を続けたい」
世の中の自治体では「引き受ける」「引き受けない」と話題になってる
被災地のがれきとなっていた陸前高田の杉の木が第二の人生を
栃木県で高校球児なら誰もが使う「トンボ」に姿を変えているという話題ですが
監督さんの談話にもあるように 元々材質の揃ったモノではないので
重さなんかはバラバラです しかし「トンボ」が何から作られたかを
伝えられた野球部の部員達は自分達がいる環境に感謝し
同時に「支援活動」が出来る喜びを感じるって
これこそまさに「学校では教えない」大事な授業ですよね
こういう気持ちがもっと増える事を願ってます
「がれき」にだって まだ生命があることを知らされました
頑張れること一緒に探します
共に乗り越えよう 東北・東日本
それでは また m(_ _ )m 雅(MIYABI)でした