東日本大震災 被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます








風雅ー風の吹くまま 気の向くまま



気仙沼 カツオ水揚げ

15年連続「日本一!」です  



東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市の魚市場で29日、高知県のカツオ船が80キロを水揚げし今シーズンのカツオの水揚げが終わった。今年のカツオの水揚げは昨年に比べて量で37%、金額で55%にとどまったが、15年連続日本一の座を維持した。


 魚市場は震災で70センチ地盤沈下するなどの被害を受け、再開が危ぶまれた。地元の漁業関係者は、カツオの水揚げを市場再起の足がかりにしようと、岸壁のかさ上げなど懸命の復旧作業に取りかかり、6月28日に初水揚げにこぎ着けた。


 魚市場によると、今シーズンのカツオの水揚げ量は約1万4500トン、金額は約49億円。漁業情報センター(東京)の集計では、千葉県の勝浦漁港が10月まで約1万3200トンで首位だったが、最終的に追い抜いた。




風雅ー風の吹くまま 気の向くまま




気仙沼の今年のカツオの取扱量は前年の37% 約4割でしたか ・・・

でも あの震災から 「秋の戻りカツオ」 金額で前の年の5割

船の数も減ったし ・ 操業海域も制限された中での5割は

「上出来!」じゃないでしょうか


カツオという魚 とにかく「アシが早い(鮮度落ち)」魚であるから

千葉の勝浦よりは 再開された気仙沼の方がいいでしょうね

船倉(船の中の貯蔵庫)に半分しか入ってないから 

再度漁を行い 船倉が一杯になって港に戻るのはいいのだが

最初の半分のカツオは1日 日が経ってる しかも

次の漁で獲れたカツオの重みで 傷みが出てくる

(船倉のイチバン下のカツオは当然重みがかかるから)


今日の最後は 80kg ですか 傷みの少ないいいカツオでしょうね

カツオの余談ですが フィリピン沖から太平洋を北上し

青森でUターンしたのが脂のノッた「戻りガツオ」なんですが

近年 通常はフィリピンに帰るはずのカツオが

日本近海のエサ場が良いということで 関東沖合いでクルクル回って

帰らないカツオを 「迷いカツオ」といいます

非常に脂のノッたカツオで一度だけ食べた事がありますが

「養殖の本マグロ」に近い 全身に脂の回ったカツオです

薬味をといた醤油につけると 醤油の表面に脂がサァーっと広がります

北海道に帰って来てから イチバン心残りは

毎年 カツオです ・・・ イイ物見てるから 市場に行っても

買う気になりません いくら輸送が良くなっても

この魚は時間が経つほどに マズクなるので(色・艶も落ちます)

札幌に帰ってから 生のカツオ一度も食べてません

来年 「空輸」の宅急便で頼んじゃおうかな?




話がそれすぎて 「スイマセン!」

来年は 16年は当然で水揚げ量で7割を目標になればいいかな?

正直 15年は無理だと思っていたので嬉しくてアップしました





来年もガンバレ 気仙沼!







頑張れること一緒に探します

共に乗り越えよう 東北・東日本






それでは  また   m(_ _ )m