ガソリン暫定税率廃止

Co2削減25%(1990年比)

これって・・・

おかしいですよね


1ヶ月前になりますかね 9月20日の総理の発言で

1990年京都議定書の設定比から25%の削減というのが

ありました

この発言自体は世界環境委員会の会議で先進国として

立派な発言ではありますが

この後に続くビジョンが無い?見えないんですよ


その筆頭が「ガソリン暫定税率の廃止」です

現在国内ではガソリン1ℓ あたり

ガソリン税が53.1円 その中の25.1円が暫定税率です

では「暫定税率」とはなんや?

この1ℓ あたり25.1円が道路特定財源になっているのです

分かりやすく言うと 車で道路を走ったら道路の補修・拡張の

費用をお願いしますというのが「暫定税率」25.1円なんです


しかし この暫定税率を廃止するとどうなるか?

まずガソリンの店頭価格が100円を切るでしょう

利用者にとっては「安い・嬉しい」になりますが

公共交通手段を使わずに車での移動が増えれば

Co2は増加します

環境を考えるなら 廃止の方向は見直すべきです


そんな中 鳩山総理が発言したのが

「1990年比でCo2 25%削減を2020年までの目標とする」

ここまでは 「イヨッ 総理! 日本一」の声もかかりますが


具体案が無いんです ビジョンが見えないんです

この点は非常に残念です


そこで「暫定税率」を国民に納得させる方法と

Co2 25%削減に近づける策があります それは


ガソリン暫定税率25・1円のうち

20円を医療・福祉・教育に充てる


財源捻出のためにムダを省くのも大切な職務ではありますが

省かなくても財源になるなら利用すればいいじゃないですか

しかも目的が医療・福祉・教育なら反対する人はいないでしょう

反対するのは道路関係者だけでしょう

自民党が与党になった理由は何ですか?

前回の選挙で民主党が勝利し 官庁・官僚のムダを

国民に提示したからこそ今回の大勝利になったわけですよ

道路族(この字で十分です)の皆さん

頭を切り替えなくては 4年後小泉ジュニアに幹事長取られますよ

こういう提案が出ると 真っ先に出るのが

出先機関が違うじゃないか!というクダラナイ発言ですよ


簡単じゃないですか 国土交通省の前原さんから

厚生労働省の長妻さんに20円(1ℓあたり)動くだけですから

5・1円で道路補修すればいいんですよ

この狭い国に環境破壊をしてまで作る道路はありません

もう いりません 5・1円で十分です そして次に


太陽光発電の電力会社買取の

法案を至急 出して下さい

 (風力・地熱などの自然熱発電 全てを含めて)


エコ先進国 ドイツは太陽光発電で世界No.1です

今や国全体の電力量の8.6%を占めるまでになってます

これは 電力会社が家庭で発電した電力を買い取るという

システム + 太陽光パネル設置に国が補助金を出す

というダブルのメリットからなってるんです


総理 全国の電力会社さんは未だに自分達を

官庁か何かとカン違いしてるんですよ

少し 目を覚ましてあげて下さい


確かに太陽光は個人宅以外では・・・という意見もありますが

じゃあ マンションの屋上に設置するのもいいでしょうし

大規模な施設(例えばドイツでは競技場・首相官邸)には

必ず設置するとか そういう意見を出して国会で

討論するのが 国会議員の役割なんじゃないでしょうか

議員バッジ付けて運転手付きで料亭で飯食ってるのは

総理が非難していた 与党第一党の方たちで

終わりにしませんか


方向性はいいんですから中身の充実を

是非とも お願いします

( この文章も鳩山総理宛に送信しました おそらく秘書が

 クリック「削除」で消滅するんでしょうが それでも書きます )


長くなりましたが このへんでお開きに



それでは また