早いもので、もうすぐで、息子の一年生生活が終わります
入学からの一年、早かった
この一年の息子と母の成長記録を「学習面」と「生活面」に分けて書いておこうと思います
(長いので今回は学習面だけ)
読み書きの成長
入学時
ひらがなを読めるけれども書くのは難しい状態
鉛筆を安定させて持つことができなくて、筆圧も弱く、なぞり書きでも薄く不安定でした
自分の名前を短冊に書いてクラスのお友だちと交換し自己紹介したようですが、1年生6人のうち、なぞり書きの子は息子を含めて2人。
その2人の中でも息子の方が薄く、ガタガタの筆跡で、書字はクラスでいちばん遅れているのかなと思いました
入学時に立てた1年の目標は「ひらがなで自分の名前を書けるようになる」でした。
1年生3月
少しずつ、机に手をついて、安定した持ち方ができるようになった息子。
入学時の目標は1学期の間に達成され、カタカナ、漢字にも意欲的に取り組んでいます
今では、キレイな字とは言えないけれど、判読できる字を書けるようになり、学校でも、家でも漢字テストが大好きです
キレイにできないからこそ
一生懸命や思いが伝わる
宝物のクリスマスカード
字の美しさや正しさ、大きさと配置のバランスなどが課題ではありますが
キレイに書く必要があるものはデジタルツールを活用する選択もあると思うと、今の息子にしか書けない文字も大切に思えます
私が1年生の頃は、何度練習してもテストの時に思い出せなくて、漢字テストは大嫌い
でした。
毎日漢字テストを作って、文字を楽しむ息子を見ながら、主人と「毎日楽しめるって、本当にすごいよね」と感心しています
計算の成長
入学時
数唱はできるけど、物を数えると、途中で実際のものの数と唱える数がズレる。
(数える速度と、物を示す手の速さが合っていない、数えたものとまだ数えていないものが途中でわからなくなる、1つのものを何度も数えたり、とばして数えるなどなど)
また、数の大小の概念がなく、数字と意味が結びついていない状態でした。
1年生3月
私は数の大小がわからないのに、計算なんてできないのでは？と思っていました
先生が根気よく教えてブロックを正確に数えて用意することができるようになると、正しく数えたブロックを合体させたり、差し引いたりして足し算、引き算ができるようになりました
ブロックでの計算を通して、数字の意味や大小を後付けで理解したようです
ブロックなしで、指を使ったり、自分で棒をかいたりして計算をする時期を経て、一桁の暗算はおおむねマスター
今では、さくらんぼ方式での繰り上がり、繰り下がりのある計算もできるように
でも、なぜか「◯＋1」のような一般的には簡単な計算に手こずっている息子です
まだ理解しきれていない数の概念があるのでしょうかね
計算からは「基本ができなきゃ、応用もできない」と決めつけずに、まず、形から入ってみるのもアリ！という気づきを授けてもらいました
息子は今、九九の歌を歌いながら、覚えている途中です。
もちろん、かけ算や九九の意味はわかっていませんが、歌で覚えた九九を使って問題を解くうちに、かけ算の意味もわかるだろう
と去年の今ごろよりも、楽観的なアラフォー母
息子のおかげで、思い込みから解き放たれ、どんどん肝が据わっていくのを感じます
学習面まとめ
入学時には「学習面はきっと早々についていけなくなる」と覚悟していましたが、知能検査には現れない息子の持ち味が学習面の底上げにつながった1年でした
息子の持ち味とは
就学相談の時に言われた「気分よく最後までやり遂げること」
作業療法の時に言われた「素直に課題に取り組むところ」
スキー教室で言われた「自分で決めた目標をやり遂げるところ、困った人への優しさ」
担任の先生が見つけてくれた「決まった手順通りに間違えずに行う力」
毎日の(主に、主人との)規則正しい生活
振り返ってみて、気づくのは、私ひとりでは、どの持ち味も身につけたり、見つけたりしてあげられなかったであろうということ。
いろんな子どもを見てきた先生方に支えてもらったことに感謝して、これからもどんどん外に出し、頼っていこうと思いました
そして、息子と遊ぶ中で、遊びの中にもたくさんの学びの要素があることに気づいた一年でした。
夏休みにハマった、すごろく
マスを数えることは数を正しく数える練習になり、マスに書いてあるイベントを読むことは、音読の練習になりました。
(夏休み明けに算数も音読も上達していて驚かれました)
冬休みにハマったカラオケも音読の練習になりそうだし
動画から覚える様々なセリフ、言い回しは息子のコミュニケーションの引き出しを増やしてくれています
家では宿題しかさせない！
(勝手に漢字と計算のテスト作って勉強してるので)
たくさん遊びながら学んでもらうをモットーに2年生も楽しく過ごせたらと思います