息子には聴覚過敏があり、イヤーマフを学校に持参していることはサラッと過去記事に書いたことがありましたが
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最近、家でずっと、息子なりにしていた工夫があったことに気づき「今まで気づかなくてごめん
」と思ったので記事にしてみます。
息子が苦手な音
息子はモーター音が苦手なことが多いのですが、全てのモーター音がダメというわけではなく、また、音量はあまり関係ないようで、音の質?によって辛く感じるようです。
いちばんダメなのは高い音が混ざっている掃除機や、エアーポンプ、いつ鳴るか予測できないエアータオルなど。遠くで使用している掃除機など、私たちにはほぼ聞こえない音でも嫌がります。→イヤーマフ使用
許容範囲だけど苦手なのは、お湯を使っている時のボイラーの音など、私たちなら生活に溶け込んで気にも留めないようなモーター音。
その他、草刈り機や、マフラーを改造した車のマフラー音など、外で出会うと自分で耳を塞いで、ときどき耳を塞ぐ手を緩めて音を確認、大丈夫そうと思ったら、自分で手を離しています
「嫌な音の時って耳痛いの?」と聞いたら、「うん、キーンって痛いの」と答えてくれた。
小さい頃、嫌がる息子を「大丈夫だよ」ってなだめながらお湯張り中のお風呂に入ったことなど、いまさら後悔
(自分の感覚で大丈夫とか言っちゃいけなかったね)
最近気づいた息子なりの工夫
主人に子どもたちのお風呂をお願いしたある晩のこと。
お風呂の前にトイレに行くように声をかけると、妹が先にトイレに入ってしまい、「先に入りたかったのに!」と怒る息子
いつもは主人と息子が先にお風呂に入るので、後で私と入浴する娘とトイレの順番を競うことはありません。
この時は、なんでも1番がいい!っていう理由で怒ってると思ってました
「妹が出てきたら入ればいいんだから、そんなに怒らなくてもいいでしょ〜」と私が言うと
「だって、なってるトイレいやだもんなってないトイレがいいから上(2階)のトイレいく!」と息子。
なってるトイレ?なんじゃそりゃ
と思いながら、娘が出た後のトイレのドアを開けると
「ほら、なってるじゃん!」と息子
トイレからは、使用後一定時間作動する脱臭機能のモーター音が聞こえた
「ほんとだ。なってる!」
(普段全く気づいてなかったアラフォー母)
「この音が嫌なんだ。」
「そうだよ、だから、(音が)なってないトイレに入りたいの!」
しばらく(2分くらい?)待って、モーター音がなりやんでから息子をトイレに入れてあげた
そして、普段、パンツも履かずにトイレから出てきて、ドアを閉めてからトイレの前でパンツとズボンを履く息子の姿を思い出し
「この音が嫌だからトイレでパンツはかないの?」
と聞いたら、
「うん、そうだよー」と息子
単純に面倒臭がってすぐトイレから出てくるのかと思っていたけど、
手先が不器用で着るのに時間がかかる+苦手な音からすぐに離れたい→トイレから出て着衣をするという、息子なりの工夫だったんだと初めて気づいた
毎日「パンツとズボン履いてからトイレから出てきてよー、何回言ったらわかるの」と注意してきたことを激しく後悔するアラフォー母
とりあえず、
トイレにイヤーマフを持っていくか、
トイレから出ると洗面所を挟んで居間へと続く構造なので、洗面所のドアを閉めて、居間から見えないようにして服を着るように教えようかなと思っています