※あくまで息子の場合です。乳幼児健診の進め方やフォロー体制、発達クリニックの待ち状況など地域によって異なる点も多々あるかと思います。何か参考にしていただけることがあれば嬉しく思います。


↓妊娠期から、1歳4ヶ月まではこちら『息子の発達に違和感を感じたきっかけ』今日は仕事がハードで、時間外の会議もあって疲れた。けれども、特に書くこともないので、息子の発達に違和感を感じたきっかけや、発達検査を受けるまでのいきさつを書き…リンクameblo.jp


【1歳半健診】

受付で息子の発達について相談したいことを伝えると、診察の前に臨床心理士さんとの面談を入れてもらえました。

積み木やカップで遊ばせたり、模倣をさせたりしてその様子を観察してくれました。

息子が積み木を床にばらまいて遊んでいる間、相談に至る経緯など私の話を聞いてくださり、時々息子の名前を呼んで反応を見てくれたりしました。

時々息子が笑顔で私のところへ積み木を持ってくる様子を見て、「人との関わりが全くないわけでは無さそうですね。今見た限りだと、認知は年齢相応な感じがします。ただやはり声かけには反応が乏しいので、まずは耳の聞こえの検査を受けましょう。特定の音が聞こえにくい特殊な難聴もありますから。この後の診察で紹介状をお渡しできるように準備しますので、待合室で待っていてください。」と説明を受けました。

新生児聴覚検査は異常なしだったし、電子音や効果音にはすぐに反応する息子。きっと耳の聞こえは問題無さそう。と思いながら診察の順番を待ちました。

診察の時に、「聞こえの検査に異常がなかったら、次の健診は3歳になってしまいますよね?どうしたらいいでしょう?」と質問すると、「お母さんの心配が続いているようなら、2歳健診もしますので、こちらに予約のお電話を入れてください。」と教えて頂きました。

(乳幼児健診を担当している臨床心理士の知人がいたので、健診前に相談し、「2歳でも健診を入れてもらうといいよ」とアドバイスをもらって行きました。)


【1歳6ヶ月 かかりつけ小児科 中耳炎抗生剤治療】

1歳半健診の結果、総合病院の耳鼻科で聴力検査を受けることになったことを伝え、中耳炎の治療もそちらに移ったほうがいいかを聞こうと思ったのですが、「もし、聴力に異常がなかったら、紹介できるところがあるから教えてね。」と言って頂きました。

追加の抗生剤を処方され、「また来週来てください。」とのこと。

耳鼻科に移った方がいいかは聞けませんでしたが、「聴力が異常なしだったら、ここに相談に来よう」と思えたので良かったです。


【1歳6ヶ月 総合病院耳鼻科 聴力検査ABR】

結果は異常なし。

(うん、わかってた☺️中耳炎もあるけど、耳の聞こえに影響するほどの所見ではない。とのこと。)

「なので、もうじき言葉も出ますよ。保健センターに結果のお返事を出しておきますね。」と言われ、内心、「言葉が遅れる要因は耳の聞こえだけではないのになんて楽観的な先生なんだ・・・」と思いましたが、中耳炎は小児科で診てもらえるし、発達面も小児科で次の相談先を紹介してもらうからいいや。と割り切ることができました。

(しかし、この2ヶ月後、抗生剤の効きが悪く、チュービングをすることになり、再びこの耳鼻科にお世話になるのだ😅)


【1歳7ヶ月 かかりつけ小児科へ聴力の報告】

かかりつけの小児科の先生に「聴力異常なし」を伝えると、「お母さんは息子くんのどんなところが気になってるの?」と聞いてくれ、発達クリニックへの紹介状を書いて下さいました。


【1歳8ヶ月 発達クリニックへ】

発達クリニックのホームページを見ると、「予約制」と書いていない曜日があったので、その曜日の受付開始時間に受診しました。

しかし、受付で「うちは完全予約制ですが。」と言われ、スマホでホームページ画面を見せて、「この曜日だけ、予約って書いてないんですが?」と初っ端からクレーム💦

(めんどくさい人丸出し😂しかし、その後ホームページに「完全予約制です」と書かれ、わかりやすくなりました☺️)

「紹介状を持っているので、優先して予約入れますね。」と言っていただき、3ヶ月先までいっぱいのところ、半月後のスキマ時間に予約を入れていただきました。

初診は、紹介状を読んだ先生が「個人差が大きい時期ですし、とりあえず、客観的なデータを取るということで、この後、受付で発達検査を予約して帰って下さい。」と言って終わり。3分もかかりませんでした。

発達検査の予約も3ヶ月先までいっぱいで、2歳になる直前の予約となりました。

(紹介状がなかったら、初診予約から発達検査まで半年はかかるのか・・・と思うと、かかりつけの小児科の先生に大感謝です。)


つづく


【この頃を振り返って思うこと】

もし、小児科の先生の「紹介できる相談先あるからまた来てください」がなかったら、耳鼻科の先生の楽観的な言葉と言葉が出ない息子の狭間で悶々としながら、2歳健診の時期が来るのを待っていたのかな・・・と想像しています。

息子の状況は決して楽観視できるものではないという母親としての勘はありましたが、「次の策がある」ことが心の余裕につながっていたんだな・・・と振り返って、思いました。

これからも、息子のことで悩んだり、不安で先が見えなくなったりすることはありそうですが、あまり先のことを考えすぎずに、「目先の策」を積み重ねていきたいと思います。