癌の患者さんで、私達にマッサージの依頼がくる時は、
すでに緩和ケアという状況で呼ばれます。
つまり、亡くなることが前提にあります。
死のベルトコンベアーに既に乗ってしまっている方々。
その方々が救われる望みはほぼ0%。
そのような方々に、できれば、
余命1カ月で、「有り難う」を10万回言って治した経験を語っておられる、
工藤先生のセミナーに誘ってあげたいのですけど、
患者さんたちは、まさか自分がそういう状況だとは分からないので、
西洋医学で十分です、というお返事になります。
しかし、だんだん病状が悪化してくると、
「自分は死ぬんだ」とハッキリ分かるようですが、
その時に、セミナーに誘って、本人もその気になっても、
もう動けなくなっています。
この何とも言えない事を、何回も経験しています。
皆様、まさかこんな早く病状が悪化するとは思ってないんですけど、
私達は、何回も見てきているので、
だいたい分かってしまうんです。
ですから、私達が思いきってお誘いするときは、
ギリギリの時、
この時に思いきって参加されると、
何かが変わるかもしれない。
視点が変わるので、それだけでも色んな事が変わるんです。
でも、なかなか成功しないので、
本当に残念なんです。
何とかならんもんかな~。
でも、それも学びなんですね~。
仕方ない。
全てに感謝致します。
幸地みなこ
古都治療院
嵐山のラドン吸入
びわきゅう