母は、敬虔なクリスチャンで、


私に勉強しろと言った事はありませんでしたが、


とにかく教会に行ってればそれで良い❗という人でした。


とにかく真面目なんで、PTAの会長とかをいつでもしていました。


ある時、「何でPTAで会長するの?」となにげに聞いた事がありますが、


その答えが、


「だって会長だったら研修旅行に行けるんだよ」でした。😅


「えっ⁉️その為に⁉️」さすがの私も驚きましたが、


家では、姑のばあちゃんがとっても怖い人でしたので、


そういう口実で、外に出掛けるのが嬉しかったのかもしれません。


中学生の頃、


朝寝ていると、母が部屋に入ってきて、


「あら、あんた学校やすみなの?」と言うので時計を見ると、


10時でした。


10時まで子供が学校に行ってないことに気付かない親っているんだ⁉️


と私もビックリして、「この人を頼って生きていたらロクなことにならんな❗」と悟りを開き、


それから2度と親に頼る事は止めました。


とにかく朝は自分の力で起きないと、


人生が狂ってしまいます。


そして、高校生の時はお弁当なのですが、


母に作ってもらうのは有難いのですが、


汁の出るものも平気で入れるので、


弁当を食べる頃にはぐちゃぐちゃになっており、


それ以来、弁当は自分で詰めるようになりました。


そんな感じで、母に頼るとロクでもないことになるので、


ほぼ頼らなくなりました。


そんな母でしたが、


私が家をでて、沖縄でアパート暮らしをしていたものの、京都に引っ越す話をした後に、


電話がかかってきて「話があるから来てほしい」と言いました。


私はこりゃ京都には行くなと止められるなぁー、どうしよう、、、。


と思いながら家にいくと、


「あなた、京都に行くなら、今住んでたアパートに母ちゃんが住むから、そのままにしていって」と、驚きの事を言いました。


「え⁉️家出するの⁉️」「うん、もう母ちゃんは家を出たい」というので、


子供五人を緊急招集して、会議を開きました。


母ちゃんの年金では、アパート代金くらいしか出ないので、


どうやって母をちゃんを生活させてあげられるかの会議です。


姉が「父ちゃんに生活費を出させよう❗」と、交渉してくれて、


子供五人の申し出に、父も従うしかありませんでした。


母が、厳しいばあちゃんと、怒鳴る父ちゃんとの暮らしにほとほと嫌気がさしているのは、


子供達全員理解していましたので、とにかく全面協力をしました。


そして、70歳にして、始めての家出をしました。


父は、毎日のようにアパートを訪れ、


「帰ってきてくれ」と言い続けたそうです。


そして、母も満足したのか、1年後に帰りました。


その後、「家出してどうだった?」と聞くと、


「父ちゃんも、ばあちゃんも優しくなったから、早くやっとけば良かったさ~」と言っていました。


それを、聞いたので、


私のお客さんで似たような境遇の人がいると、


いつも、家出を勧めるようになりました。


母は、83歳で癌を患い亡くなってしまいましたが、


その葬式の日もひと悶着有りました。


私が沖縄に帰り、実家で用事をしていると、


私あてに実家の電話に教会の宣教師から電話がかかってきました。


ちゃんと「美奈子さんいますか?」とかけてきたのです。


宣教師は2年で交代しますので、


京都に住んでいる私を沖縄の宣教師が知っているはずもありません。


電話に出ると、「教会に、いっていますか?」と聞かれ、「いえ、行ってません」


宣教師「そうですか、私は何故今貴女に電話をしてるのでしょう?」とこっちが聞きたい事を言いました。


私も「さあ~?」宣教師「ですよね~」ということで、電話を終了しました。


母ちゃんが乗り移ってたとしか思えん、と、思いながら、葬式が始まり、


一番仲の悪い長男と車で隣同士に座る羽目になり、


一言も口を聞きませんでした。


そうして、葬式も終わり、京都に帰り、


うちの代表が、「凄い霊媒師がいるから行ってみて❗」というので、


一体何を聞けばいいんだろ?と思いながら霊媒師の所に行きました。


何も聞くことがないので、


「あのー、母が最近亡くなったのですけど、何か言ってませんか?」と聞いてみました。


霊媒師さん、特に何も無さそうですが、不意に、


「私の葬式の時位仲良くすると思ったけどね~と、言ってるよ」とだけ言わはりました。


「ああ、あの車で一言も喋らなかった場面を見てたんやな、ホンマにこの霊媒師さん、聞こえてるんや。」と思いました。


しかし、それだけしか言うこと無いんかいな、


でも、この霊媒師さんは、代表によると、


亡き人のお願いを言っても、聞いた人が、それを行動に移さなかった場合、


全部霊媒師さんに、色々くるので、


お願いを聞きそうもないひとには、言わないんだそうよ、と言っていたので、


あー、私が母の言うことを聞かないことが分かってたんだな~と思いました。


だって、母の願いは、私が教会に行くことですから、


私はそんな気持ちさらさら有りませんので、霊媒師さんも口をつぐんだのでしょう。


とにかく母の教会へ連れていきたい執念はたいしたもので、


スマホを持つと、何故か画面に教会の記事が出てくるので、


何度も着信拒否をしました。


1年位でそれも無くなり、やれやれ、やっとそういう執着と縁が切れたかな、うちの母も、、、。


と思っています。


本当に面白いですね。




全てに感謝致します。




幸地みなこ

古都治療院

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