夏休みです。
この前カヌーイングで怖い目にあい、
もう2度とカヌーイングはしないと心に決めました。
それでも夏休みですので、
他の地方で活動している友人が私の所に遊びにきてくれて、
「ホースライディングしたい❗」と言い出しました。
えっ馬⁉️
馬といえば、中学生の時に修学旅行で行った阿蘓山でそういえば馬に乗ったな、
凄いお爺ちゃん馬で平和に歩いてくれたことを思いだし、
馬なら乗ったことあるし、まあいいか、
と行くことにしました。
現地に着くと、そこは見渡す限り広大な大地で、
そこにあらわれたのは、
まるで競走馬か⁉️というような、
若々しい筋肉隆々の馬達でした。
そこで私の嫌な予感センサーがビンビン鳴り出しましたが、
まあ、ガイドさんもいるし大丈夫だろう、
と乗ってしまいました。
ガイドさんと、私と友人と、現地人観光客が3人、
1列になって歩き出しました。
私はまたもや列の最後になり、
後ろからついて行きました。
ガイドさんが立ち止まり、
何かな?と思ったら、キリンが2メートル先で草を食べていました。
「馬に乗っていたら、こんなに近づけるんだ」
凄く感動しましたが、
次の瞬間、
私の前を歩いていた現地人観光客の乗った馬が、
トゲトゲが沢山ついたアカシアの木に突っ込んでいきました、
たまらず観光客は落馬です。
私は馬が故意に突っ込んで行った一部始終を見ていましたので、
「なんちゅう意地悪な馬だ」と思った瞬間、
何処かで雷が鳴りました。
すると私の乗った馬が前足を空中に上げて、二本足で立ち、「ヒヒーン❗」と鳴いて、
いきなりダッシュし始めました。
もうビックリしましたが、どうすることもできません。
馬のダッシュがこんなに衝撃が凄いとは❗
テレビで出てる俳優さん達は簡単そうに乗っていたけど、
あれはかなり訓練したんだな❗
と落馬しそうになりながら思い、
必死で手綱を握って落ちないようにこらえました。
一体何処に向かって走っているのか、
皆とはぐれ、馬から落ちそうになり、
ここで死ぬ運命だったのか❗
もう、ダメだ落ちる❗
と思った瞬間、
急に馬が立ち止まり、草を食べ始めました。
助かったものの、馬の気が変わってはいけないので、
馬を怒らせないようにじーっとしていました。
すると、ガイドさんがやっと追い付いてきてくれて、
また何事もなかったかのように、
ツアーを続けました。
私はもう、早く終わって欲しくて生きた心地がせず、
そこからの事は覚えていません。
やっとツアーが終わり、事務所の前に帰ってくると、
ガイドさんが馬から鞍をおろし、
馬に合図すると、
馬達は嬉しそうにジャンプしながら、
皆で草むらに走り去っていきました。
「凄く嬉しそう、嫌だったんだねお仕事」
としみじみ思い。
またもご先祖さんが馬をなだめてくれたのかな、
と感謝しました。
そして、私はもう2度と馬には乗らない❗
と心に誓いました。
つづく
幸地美奈子
古都治療院