前回からの続きです
前回の記事はコチラ【撃沈】院長との直接対決
その後、私は
一番仲良くしてくれていた2人のスタッフと連絡を取りました
1人は常勤で働いている方で、事情を説明して
突然辞める事になった経緯を話して謝罪しました
暖簾の件については聞きたかったんですが触れるのはやめました
少し話した印象としては
私が突然辞めた事に関しても反応が薄かったので、
当たり障りのない会話をして終了
もう一人は非常勤で働いている方で
一通り辞める事になった事情を説明すると、
「そういう事だったんだ…翌日私が来たらいきなり辞めたって言われてどうしたのかなって」
「けど結果的には辞めて正解だよ。私も昨日で辞めたから」
と言われビックリする私
「mimyuさんが辞めた翌週だったかな?なんか役所関係の人がいきなり来たんだよね」
「アポなし訪問だったから院長も驚いてて終日アセってたから何かあったんだなと思ってて」
「そういう事情だったんだね。納得したわ」
と言われました
そのスタッフは今まで何度も残業代のごまかしの件があって以前から辞めようと思っていたらしく
ちょうど私が辞めた事もあり人手不足で院長のイライラをぶつけられて
ますます職場の雰囲気が悪くなったので辞めたそうです
暖簾の話もしたんですが、その人は非常勤だからか院長から何も聞かれなかったみたいで
おそらく常勤のスタッフにはいろいろ話を聞いていたんじゃないかと言われました
「今残ってるスタッフが言ったんだとしたら私もショックだけど気にする必要ないよ」
「ぶっちゃけた話、常勤の人は基本クビにならないように我が身が一番大切なんだから」
「あんなとこ辞めてよかったんだよ。私が患者さんの立場だったらあんな雰囲気悪いとこ行きたくない」
と言われ慰めてくれました
そして最後にとても重要な事を教えてもらえました
個人の開業医で働く場合の注意点
①常勤で厚生年金に加入させてもらえない所は
②院長が医師会に入っていない医院は要注意
③しょっちゅう求人募集をかけている医院は問題ありの可能性
④働くなら、なるべく開業して5年以上経過している医院を選ぶ
⑤院長や他のスタッフが辞めた職員の悪口をあからさまに言っているのは
以上5点です
まず①に関して
正規職員なら当然受けられるはずの権利手続きをしてくれないのは不自然
おそらく手続きが面倒か怠慢な証拠
②に関して
きちんと医師会に入っている個人の開業医では診療時間は遅くとも21時位までが普通
患者さんにとっては遅くまで診察をしている点はありがたいのかもしれないけれど
23時近くまで診察するのは珍しい(その分スタッフの負担は増える)
あと医師会に加入するには一定の費用がかかります
③に関して
当たり前ですが職員が定着していない
職員を大事にしている医院はスタッフもあまり辞めません
④に関して
開業して日が浅いと職場のルールやマニュアルも安定していない可能性あり
結果、人の入れ替わりも激しくなる
⑤に関して
私が採用された時も、院長は以前に勤めていたスタッフの失敗をあげ
役立たずだったと愚痴を何度もこぼしてました
言いたい事は分かりますがこちらとしては不快になります
働く際はこれらの点に気をつけた方がいいですよ
私にとっては嫌な記憶として残っていますが学ぶ事もあったので良しとしてます
余談ですが、
この医院、久しぶりに検索かけてみたら
院長がドクターズファイルに掲載されてました
写真で見ると眼鏡姿の穏やかそうな雰囲気(久しぶりに見たら白髪頭になってた)
ですが人の本質って表面だけでは本当に分からないですよね
ちなみにプロフィールでは一応九州にある某国立大卒でした(スタッフによると確か高校は開成だった気が)
私の叔父の後輩だった事が分かり、さらにショックでした
このマスク耳が痛くならないのでおすすめです