「犬は飼い主に似る」!!
それは、本当だったようで、うちのアニーは大のテレビッ子です。

特に好きなドラマはシットコム。
観客の笑い声が入っているコメディです。

これは先週「フレンズ 」を鑑賞中の一コマ。

まず、こんな感じで特等席をゲット↓

アニーテレビ鑑賞1


夢中になるとこんな感じで、前面に出て行きます↓

アニーテレビ鑑賞2


これが犬が登場する番組となると、さらに最前線に行き、テレビ台に足をひっかけて見てしまいます。

そんなアニーの特にお気に入りの番組は、『Hey!レイモンド
レイモンドのお兄ちゃんが出て来ると、かなり前面に出てきます。
リアクションが面白い人がお気に入りらしい。。。

しかし、この間、『CSI:マイアミ 』で、主人公のCSI捜査官:ホレイショがきざな感じで決めているところで、最前列に出て行ったのには、うちのだんな様も思わずびっくり。

この頃、だんな様はこのホレイショがかなりツボにはまってしまっているらしく、彼が登場するだけで笑ってしまうほどなのですが(だって、とってもキザなセリフや演技が決まりすぎてしまうんですもの、ホレイショってば)、それがアニーにも伝わったのかも(笑)

ほんとに飼い主に似るんですね。
アニーのお気に入り番組、これからも要チェックです♪
とうとう、31日(現地時間)、ロサンゼルス市内にてアカデミー賞ノミネートが発表になりました。
詳細はこちら→http://www.oscar.com/
作品賞等やっぱり強いのは、『Brokeback Mountain』。
そして、日本では、宮崎駿監督の『ハウルの動く城』がノミネートされていることでにぎわっておりますが、
同じ部門でノミネートされているのは・・・

ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!

『ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!』(原題:Wallace & Gromit: Curse of the Were-Rabbit)

今まで短編では、2作品アカデミー賞を受賞しておりますが、今回は初の長編!

しかも、今回の作品は、アメリカで興行収入第1位を獲得してわずか2日後にセットが火事になってしまったという悲しいいきさつ があります。

それでも、前向きなニック・パーク監督は、思い出は作品に残っていると言って、先日のインタビューでも火事でグルミットが終わってしまうのか?との質問に、「新しいアイディアはいろいろあるよ!」とグルミットがまだ続くことを教えてくれたばかり。

そんなニック・パーク監督、そして、ウォレス&グルミットのためにも今回は受賞してほしいです!

ちなみに、『ハウルの動く城』の宮崎駿監督と、『ウォレス&グルミット』のニック・パーク監督はお互いリスペクトしている間柄で、宮崎監督はニック・パーク監督のアードマン・スタジオを訪ねたりしている間柄。

以下のインタビューでもそんな2人の様子が伺われます。
http://tiff-jp.net/report_e05_1023.html

同じクリエイター同士なのに、一緒に夢の話をできる間柄って、温かい感じがして、良いですよね。

アカデミー賞の発表・授賞式は3月5日夜(日本時間6日午前)にロサンゼルスで行われます。
昨日、HDDの残量がかなり減っているのに不安を覚え、急遽、年末年始に取りまとめたドラマたちをDVDに落とし始めました。
画質を落として録画し直す作業は高速モードでは出来ないため、ずっとテレビでCSIが流れている状況。
そんな中、見ないという選択肢を選ぶ勇気があるはずもなく、そして、5時間分終わっても、やっぱり次も見ちゃう?なんて始めたものだから、今日はずっとCSIデーです。

そのため、昨日は1日中、我が家ではいろんな事件を目撃することができました。
週末のOB会の名残もあり、かなり刑事モードのため、今日はアメリカの刑事事件に関する真面目な話をしたいと思います。

とはいえ、まずはドラマについてから。

CSI:科学捜査班 』は、本国アメリカで常にトップを守るほどの大人気ドラマで、この人気を受け、『CSI:マイアミ 』、『CSI:NY 』とスピンオフが制作され、それらも全てトップ10に入ってしまうような、大人気ドラマです。

(ついでに、主題歌は全て「THE WHO」が担当し、音楽監督を務めているのも「THE WHO」のメンバー。これで、どれだけの著作権料が「THE WHO」の元には入って来たんでしょうか?あ、宣伝ですが、CSI:マイアミのサントラにはoasisの「Masterplan」も収録されていますよ♪)

CSIは副題からも分かるように、証拠を頼りに科学捜査を進める警察部隊です。
アメリカの警察機構は、以下の通り。
インターポール(これは全世界共通ですね)→CIA→FBI→市警
このドラマで主役となるCSIは市警の一部といったところですね。
<FBIが出てくると、主権争いになる場面をご覧になったことがある方も多いと思いますが、このような機構になっているためです(これは「コールドケース」でもありますよね。)>

CSIは犯罪現場へ直行し、その場の証拠を細かく採取し、分析をします。
『CSIシリーズ』では、そんな日々起こる多彩な事件を、科学を駆使して解決していくドラマです。

シリーズ3作では、タイトルからも分かるように、舞台となっている地域が異なります。
『CSI:科学捜査班』はカジノの街ラスベガス、『CSI:マイアミ』では、マリンスポットでもあるマイアミ、『CSI:NY』では9.11以降のニューヨークです。

アメリカは、国土が広いだけに、各地域ごとに住んでいる人種も異なっているため、犯罪の種類も動機も方法も異なります。

そのため、この3都市を舞台にしたそれぞれのドラマが人気を集めているわけです。

私は、個人的にはマイアミの雰囲気が好きなので、そっちに肩入れして見てしまうのですが、今日本家をずっと見て「おー、さすが本家ラスベガス!」とそっちもファンになってしまいました。NYは、捜査も合理化されてたりして、なるほど、NYらしいなあと思うこともしばしばで、3本とも良く差別化されて作られていると思います。

と、ここから、真面目な話へ。

このシリーズがどうしてこのように広く受け入れられたのか?という背景には、アメリカの「陪審制度」が大きく関わっていると思われます。

このシリーズでは、犯罪現場に残ったほんの些細な証拠から、容疑者逮捕へつながるまでの捜査の過程を細かく描いています。

今日10話近く見ただけで(まあ、マイアミやNYは見てますので、累積したらもっと多く見ていることになりますが。。。)、高校時代に化学をとっていたくらいの私であっても、なるほど、そしたら、これをこうするのね?なんて、いっぱしの捜査をした気になります。
そして、「証拠があればやっぱり強い!」と痛感するのです。

これが長年陪審制度を採っているアメリカで放送されているのです。
当然、自分がそれらの証拠を用いて判断を下さなければいけない状況になる可能性のあるアメリカでは、捜査の方法をかいま見ることができるという意味でも、このドラマは人気の理由になるのです。

そして、そんな国民が3番組とはいわなくても、毎週何話かずつか見るとしましょう。
実際の裁判にどのような影響を与えるでしょうか?

これは本当にあった話ですが、このシリーズのおかげで「物的証拠こそが全て」のような風潮ができ、証拠がないため、実際の裁判で有罪になるべき人が無罪になったこともあったそうです。

証拠は、物的証拠、状況証拠の2つにおおよそ分かれます。
CSIが探すのは、動かぬ指紋などの物的証拠、聞き込みなど、推測できる状況を作り出すものは状況証拠です。

確かに、法律の世界でも、状況証拠だけで判断することは避けられ、物的証拠の有無が罪を左右する傾向にあるのは日本でも明らかです。
ましてや、法律家だけで決定する日本ではなく、陪審員が決定するアメリカではどうでしょう?

アメリカでは有罪か無罪かは、陪審員の心証で決まります。そこで弁護士選びも重要であることは次回触れますが。。。
その裁判について、起訴するかしないかを決めるのは検事であって、CSIは起訴できるだけの証拠を集め、分析し、提出する役目を負っています。
どれだけ苦労して証拠を集めて、時間をかけて分析して、間違った方向へ導かないようにしているのか?というのをドラマで描いているわけですから、それをドラマとはいえ毎週見ている国民からは、CSIに対する信頼は大きいわけです。

ただし、この風潮、本当にいいのかどうかというのは大きな疑問です。
日本でも実際の事件であっても、物的証拠がねつ造されているものだったり、捜査上のミスなどがあって、物的証拠があっても冤罪となっているケースも多々ありますし、実際、物的証拠主義の風潮を恐れてか、CSIシリーズでも、物的証拠とは別人が真犯人であった冤罪のエピソードもあります。

そう、物的証拠だけが全てではない、ということです。

日本でも、近い将来この陪審制度の導入が決定されています。
将来私たちが陪審員になったときに、物的証拠主義になってしまうと誤った判断を下す可能性があることを心にとどめておく必要があるでしょう。

と、ドラマを批判しているようにも読める文章を書いてしまいましたが、私個人はこれらシリーズは大好きなドラマです。
現場の捜査官たちの苦悩などをきっちり描いていると思いますし、このドラマは、公にされにくい捜査方法を分かりやすく説明をしているという意味では、大きな意義があると思っています。

現在のアメリカでは、どのような科学捜査がなされ、証拠が提出されているのか、大いに参考になると思います。

個人的には、次に書く『The Practice』のような法廷ドラマとともに見られることをお勧めします。
『CSI』シリーズが捜査から起訴までの状況を描いているとしたら、その後の起訴から罪の確定まで描いているのが、法廷ドラマだからです。
中でも、『The Practice』は数少ない刑事裁判に特化したドラマです。
この『The Practice』については、次章でいろいろとお話したいと思います。

<続く・・・>
ハピネット・ピクチャーズ
1%の奇跡 DVD-BOX 1


とうとう本格的に風邪を引きました。

ということで、本格的に海外ドラマを見る日にしようと思ったら・・・

頭働かず。。。

こりゃー、本格的な法廷ドラマは無理だとしょぼーんとしていたら、

LaLaTVにてちょうど「1%の奇跡」が始まったので、鑑賞。
詳細はこちら→http://www.lala.tv/regular/drama/one/index.html

韓流は、チャン・ドンゴン作品以外はほとんど見ないのですが、このドラマのミョーに底抜けにポップなCMは気になっていたのです。

そしたら、やっぱり、全く深刻さを感じさせないラブコメでしたが、面白かった!
韓流ってこういうコメディ作るのはうまいんだよなあ。。。

そして、今でもたくさん見なきゃいけないのがあるのに、不覚にも来週また見てしまおうかなー、なんて思ってしまったりして・・・。

映画「オオカミの誘惑」や「彼女を信じないでください」で注目を集めている若手俳優、カン・ドンウォンの初主演ドラマで、ヒロイン:キム・ジョンファも可愛いので、あら?韓流のコメディってどんな感じ??と興味を持たれた方はぜひどうぞ!

さ、これからは「コールドケース」のオフィーリアの回でも見よっと。
この回は、最後、oasisの「Don't Look Back in Anger」が流れるんです。それが感動もの!
完全に「コールドケース」にはまってしまった記念すべき回です♪

では、その感想は後ほど!
主演のクリスティーナを演じるエリザベス・ハーノイスのあまりの可愛さのため、なんだかんだ言ってほぼ毎週見てしまっていた「Point Pleasantの悪夢」(FOX:木曜23時)が先週最終回を迎えました。
最終回というのは、GarotoさんのBlog で知りました(Garotoさん、教えていただいてありがとうございます♪)。
そして、あれで終わりだったのかー。。。という微妙な寂しさがこみ上げて来ました。

このドラマは、嵐の夜、ポイント・プレザントに辿り着いた着いた美少女クリスティーナは、実は悪魔の子で、そのせいでこの小さい街に次々と悲劇が襲いかかるという、いわゆる悪魔系ティーンホラー。

そんなクリスティーナは、善良な心も持っており、悪魔の子であることを認めたくない反面、クリスティーナが怒りを感じると、近くの炎が燃え上がってしまったり、シャワーの水を血のような真っ赤な水に出来てしまったりするので、本人もそんな自分に戸惑っているというのが途中までの話。

しかし、途中から、悪魔を慕う人々がクリスティーナの元へ集まって来てしまったり、悪魔を滅ぼす使命を持った人々との確執が始まったり、そして何より、クリスティーナの恋人:ジェシーがその運命を背負った人だということが発覚したりして、どんどん話はエスカレート。

おー、これは見逃せない!という展開になって来たのに、先週の話では、唯一クリスティーナの良心を呼び起こせる人だったジェシーがクリスティーナを殺すことを決意し、実際その行動に及んだことから、クリスティーナの良心は一方もなく消え去り、クリスティーナが完全悪魔となってしまいました。

で、そこで終わり。

終わりですよ!
善良なクリスティーナを消し去り、すっかり悪魔になったクリスティーナが悪魔として行動を始めたところで、

終わりです。
そう、このドラマ、打ち切リになってしまったのですよ。

まあ、この後、どうやってまとめるのかなーっていう展開だったので、この後また何十話もないと、話はまとまらないと思うので、まあ、ここで終わりにするしかないのかな。。。と多少納得はしたのですがね。

なんだか救いようのない最後だったので、実際にPoint Pleasantの市長が「ドラマで描かれたオカルトとは全く関係ありません。」と異例の声明を出したのも分かる気がします。
だって、悪魔がいるんだわ、悲劇が始まるかもしれないんだわ、なんて思われたら、市はたまったんもんじゃありませんからね。

それにしても、アメリカのドラマは制作費が日本とは程遠い額がかけられていることもあってか、視聴率が悪いと、すぐに打ち切りになってしまうのですが、そんなドラマを日本で大々的に宣伝して放送しても、背景を良く理解していない限り、日本の視聴者には辛い気がします。

今度始まる「Tru Calling」も、え??という終わり方です。
そのため、続編の製作映画化を求める署名 (過去に打ち切りになったドラマが映画で完結したこともあるので。。。)を募ったりしています。

まあ、え??という終わり方であっても、私は、「Point Pleasantの悪夢」も「Tru Calling」も楽しめました。
エリザベス可愛かったし、「Tru Calling」では、ビバヒルの優等生:ブランドンの悪役姿を見ることができましたしね。

といっても、悪魔になってしまったクリスティーナは実はこんなに可愛いのよ♪ということで、写真をご紹介。

エリザベス1

エリザベス2

ね?
この魅力で見てしまうの、分かっていただけますか??(笑)