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2012年4月
重度腹壁欠損・四肢奇形の為
第一子を15週で人工死産しました
当時のこと、現在のことを
綴っています
明るい話ではないことが多いですが
何かのお役に立てれば嬉しいです
前回の話
↓
病院からの帰り
主人とうどんやさんへ
悲しみにくれながら食事していると
婦人科検診等でお世話になっている
産婦人科の先生が入ってきた
先生にエコー写真みてもらおう
すぐそう思った
私「あの方は産婦人科のL先生。婦人科検診とかでいつもお世話になっている先生。」
小声で主人に伝えると
「そうなんや…」
とだけ答えて
眉間にシワをよせ
険しい顔つきで蕎麦を食べ続ける主人
同じことを考えてるのはすぐわかった
休憩時間だということ
ましてや院外だということ
お食事処だということetc
失礼極まりないことは重々わかってた
けど私達には判断できる材料がなかった
先生のお食事が終わるのを確認して
いざ、先生の元へ
私「お食事中に失礼いたします。
いつもお世話になっております。○○です。失礼を承知の上で少しご相談がありまして…」
先生は少し驚いた表情をしながらも
L先生「ああ、○○さん、こんにちは。
大丈夫ですよ。
どうされました?」
いつもの優しい穏やかな笑顔
ホッとしてそれだけで泣きそうだった
私「今妊娠中なんですが、○○□□で…」
と今までの経過と現状を話し
エコーを先生に手渡した
先生「うんうん、なるほど。そうですね、
浮腫かなりあるね。
ここ最近はNT(首の後ろの浮腫)だけで判断するのはよくない…
との考えも医療現場では出てるからねぇ。
(臍帯)ヘルニアに関してもNICUがある病院で手術もできる可能性あるしね…。
お二人で判断できる材料が
ないですよね…苦しいよね…」
涙を堪えて
「はい」
と答えるのが精一杯でした
②につづく