東京都西東京市のひばりヶ丘にある「みむら矯正歯科」の院長 三村です。
このところ、「みむら矯正歯科」の患者さんの顎変形症の手術が立て続けに施術されています
手術はただ「お願いします」と口腔外科に依頼するのではなく、矯正歯科医がまず歯列の幅や前歯の傾斜などを考えて手術前の矯正治療を行って、手術をした後で咬むように歯を並べ、さらに「どこをどの程度切ってどう移動する」というシミュレーションを行った上で手術時に骨の位置決めで使用するスプリントを作製し、口腔外科に依頼します
その手術デザインを決めるのは、ある意味、職人技です。
もちろん、そのデザイン通りに骨を切る口腔外科医も相当の職人です。
最近では上下のアゴを同時に移動するケースの方が多く、手術の自由度も大きいために自分の経験と知識を全てつぎ込んでシミュレーションを行います。
その割に保険点数は低く抑えられていると感じます
手術は全身麻酔で入院して行いますが、患者さんがそれだけ大変な思いをして退院してきた際に、「やって良かった!」と思っていただけるように、精一杯手術の準備をしています。
ただ、大変な労力を使うだけに、立て続けに手術があると流石に大変です
ただ、患者さんに喜んでいただくために、今日も手術用スプリントを作っています