東京都西東京市のひばりヶ丘にある「みむら矯正歯科」の院長 三村です。

 

私が専務理事を務める公益社団法人 日本臨床矯正歯科医会はマスコミに向けて正しい矯正歯科医療の情報発信のため、年に2回プレスセミナーを行っています。

3月14日【月】に令和3年度の第2回プレスセミナーを行いました。

今回は「知って欲しい!アライナー矯正の真実」というタイトルで開催致しました。

 

昭和大学歯学部長・歯科矯正学講座の槇教授をゲスト講師として招聘し、ご講演をいただいた後、本会のアンケート結果を示して訴求を行いました。

要点を集約すると下記の通りですニコニコ

 

  1. アライナー矯正はワイヤー矯正より実は時間がかかるし難しい。
  2. 適応症の見極めが大切。抜歯を必要とするケースには向かない。
  3. 治療の仕上がりはワイヤー矯正に劣る。特に噛み合わせが治らない。
  4. アライナーで上手く治らなかったときにはワイヤーに切り替えられる力量を有する矯正歯科専門医で治療を受けるべき。
  5. アライナーは薬機法における医療機器ではないので、救済措置はないので、自己責任で治療を受ける必要がある。

 

矯正歯科治療のトレーニングを受けたことのない歯科医による治療が跋扈し、海外では「Do it yourself」矯正という自分で歯型を置くって装置を作成するビジネスまで存在します。

みむら矯正歯科」にも「アライナーで何年も治療したけど満足できない!」と訴えて来院する方が多いのです。

矯正歯科治療を希望する方々には賢い患者さんになって欲しいと思います。