東京都西東京市のひばりヶ丘にある「みむら矯正歯科」の院長 三村です。
毎日新聞社医療情報局(MMJ)が制作する、「歯科最前線2014」という歯科に関するムック本が発売されました。
ムックというのはBookとMagazineの性格を併せ持ち、大判で写真などのビジュアルを強調したものです。
書店のみならずコンビニなどでも販売されています。

日本臨床矯正歯科医会の専務をしていたときに、メディア対象のセミナーを開催した際、またメディアとの懇談会を行った際に、MMJの編集長が前会長の浅井先生に取材を申し込みたいとのことで、それが実現して巻頭に掲載されています。

巻頭の特集はそれなりに骨太の正論が書かれているのですが、後半などは「プロフェッショナルドクター」という広告ページです。

これが広告とはわかりにくく制作されています。
雑誌や新聞で広告を掲載する場合、広告とわかりにくくする手法がとられるようになったのはいつからでしょうか?
読者の側に立ったならば、やってはいけない広告手法のように思います
私の医院にも広告掲載の募集が来ましたが、2ページ見開きだと100万円(だったかな?)の高額な広告でした
それもMMJではなく、広告代理店から募集が来ます。
しかし、その会社は毎日新聞そのもののふりをして最初は広告とは言わずに取材と称して広告を取りに来ます。
さらには、「この本には先生のようなすばらしいドクターにこそ、取材広告を掲載させて欲しい!」とうまく自尊心をくすぐりながら広告を求めてきます。
あれだけの厚さのカラー本が680円で全国で販売されるわけで、しかも新聞社も利益を出さないとならないのですから、広告が必要なことはわかるのですが、編集部の記事と営業部広告局の広告を意図的にわかりにくくしている手法に問題があります。
さらには、なりふり構わず広告を募集しますので、根拠の無い床矯正の広告、非抜歯矯正を謳っている一般歯科の広告がたくさん掲載されています
信頼できる医院の方が少ないような気がします
しかし患者さんは、広告を出している医院を信頼できると思って受診する可能性があります。
以前、朝日ムックの取材を受けた際に、週刊朝日の方にはその旨を申し上げたのですが、編集部と営業部はセクションが異なるため、治外法権状態のようでした。
毎日新聞にも、前会長の取材前に同じことを申し上げたのですが、全く対応はされていません。
この種のビジネスモデルに患者さんがだまされないようにしなければならないというのは、何か間違っていると思います。
しかし、自分の身を守るためには、雑誌の行間を読むような力も必要だということなのでしょうか?
情報があふれている時代を生きることは難しいと感じてしまいます
毎日新聞社医療情報局(MMJ)が制作する、「歯科最前線2014」という歯科に関するムック本が発売されました。
ムックというのはBookとMagazineの性格を併せ持ち、大判で写真などのビジュアルを強調したものです。
書店のみならずコンビニなどでも販売されています。

日本臨床矯正歯科医会の専務をしていたときに、メディア対象のセミナーを開催した際、またメディアとの懇談会を行った際に、MMJの編集長が前会長の浅井先生に取材を申し込みたいとのことで、それが実現して巻頭に掲載されています。

巻頭の特集はそれなりに骨太の正論が書かれているのですが、後半などは「プロフェッショナルドクター」という広告ページです。

これが広告とはわかりにくく制作されています。
雑誌や新聞で広告を掲載する場合、広告とわかりにくくする手法がとられるようになったのはいつからでしょうか?
読者の側に立ったならば、やってはいけない広告手法のように思います

私の医院にも広告掲載の募集が来ましたが、2ページ見開きだと100万円(だったかな?)の高額な広告でした

それもMMJではなく、広告代理店から募集が来ます。
しかし、その会社は毎日新聞そのもののふりをして最初は広告とは言わずに取材と称して広告を取りに来ます。
さらには、「この本には先生のようなすばらしいドクターにこそ、取材広告を掲載させて欲しい!」とうまく自尊心をくすぐりながら広告を求めてきます。
あれだけの厚さのカラー本が680円で全国で販売されるわけで、しかも新聞社も利益を出さないとならないのですから、広告が必要なことはわかるのですが、編集部の記事と営業部広告局の広告を意図的にわかりにくくしている手法に問題があります。
さらには、なりふり構わず広告を募集しますので、根拠の無い床矯正の広告、非抜歯矯正を謳っている一般歯科の広告がたくさん掲載されています

信頼できる医院の方が少ないような気がします

しかし患者さんは、広告を出している医院を信頼できると思って受診する可能性があります。
以前、朝日ムックの取材を受けた際に、週刊朝日の方にはその旨を申し上げたのですが、編集部と営業部はセクションが異なるため、治外法権状態のようでした。
毎日新聞にも、前会長の取材前に同じことを申し上げたのですが、全く対応はされていません。
この種のビジネスモデルに患者さんがだまされないようにしなければならないというのは、何か間違っていると思います。
しかし、自分の身を守るためには、雑誌の行間を読むような力も必要だということなのでしょうか?
情報があふれている時代を生きることは難しいと感じてしまいます
