東京都西東京市のひばりヶ丘にある「みむら矯正歯科」の院長の三村です。

11月15日の木曜日に東京医科歯科大学の旧歯科矯正学第1講座の講師であり、市川市本八幡の「もぎ矯正歯科」の院長の茂木正邦先生のご葬儀に参列してきました。
茂木先生といえば、医科歯科大学はおろか、矯正歯科の世界では知らない人はモグリか相当不勉強かという程、著名な先生です。

オルソマイトスーパーボンドという矯正歯科で使用するブラケット(ブレース)を歯の表面に貼り付けるための接着剤の研究で有名ですが、それ以外にも私とは手法とコンセプトが異なる非常に粘り強い治療をする方で、本邦では多くの信奉者がいました。
スポーツマンで誰にも愛される茶目っ気があり、私も数多くのことを教えていただきました。
茂木先生とは矯正治療のために小臼歯を抜歯か、非抜歯で行うかで何回か激論をし、茂木先生が非抜歯を主張し全く譲らなかったことを昨日の事のように思い出します。

63歳という早すぎる死を参列者が一同に悲しんでいたことが非常に印象的でした。
安らかにお休み下さい。
合掌。。。