お世話になっております。本の出版があり、コンサルタントの方からブログでPRどんどんしたほうが


いいということで、5月よりブログを書いてきました。アマゾンのランキングも現在145位とここ数日で、


どんどんダウンしてきました。出版の激しい浮き沈みを感じる次第であります。お陰様でいろいろな方から


アマゾンのレビュウ等でご支援をいただいてきました。感謝の気持ちで一杯です。その中でも、


お客がふえるプロダクション村上透様のレビュウには、感動と感謝で一杯の内容でした。私の縁あって


このブログをお読みの方に是非ご紹介したいとおもいましたので、時間があれば、読んでください。


以下メールレターの内容

今日の内容

  *伝説の就業規則(おたより本文)

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  伝説の就業規則

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 経営者の仕事はむずかしく、忙しい。大変です。

 戦略を考えるだけではなく、

 戦術リーダーも務めなければなりません。

 多くの会社では日々、社長は社員に接します。

 接すれば、どうしたって細かいことが気になる。

 どうしてこんなことができないんだろう。

 もっとこういうふうにやってほしい。

 つい、頭に血がのぼり、口を出し、

 言うだけ言って、あとで自己嫌悪。

 反省し、社員とコミュニケーションをとり、

 社長の考えを理解してもらえるようになる。

 業績がよくなり、新卒社員を採用。

 忙しいなか、早く一人前にと願い、育てる。

 ところが、この新人、入社して6ヵ月経つと

 「有給休暇をもらえるはずです」と主張。

 まだ一人前とはほど遠い。会社が忙しいことは

 見ればわかるはず。なのに休むだと?

 法律上、間違ってはいない。正しいことを

 言われているのは理解できるが腹がたつ。

 (ほんとに新人は…)と思っていたら、

 ある中堅社員が突然、辞めると言い出した。

 それどころか、繁忙期に辞めると言い、

 「未消化の有給をなんとかしてほしい」と。

 こんな社員、あなたの会社にはいないと

 思いますが、実は、けっこう耳にする話です。

 そこで頼りになるのは就業規則。

 トラブルを防ぐことができるし、

 トラブルを解決するよりどころにもなる。

 「そんなことくらい知ってます!」

 というあなたでも、「伝説の就業規則」

 まではご存じないのではありませんか。

 という僕も先週初めて知ったのですが、

 おもしろいですよね、伝説の就業規則って。

 「伝説の就業規則」について書かれた本を

 読んだからです。

 読んでみようと思ったのは、これまでにない

 切り口で書かれた本だと思ったからです。

 ・「伝説の就業規則」という表現が気になった。

 ・零細企業の就業規則という表現を初めて目にした。

 ・本の帯の部分に「従業員10人未満の社長は必読!」と

  書かれ、しかも「竹田陽一氏絶賛!」と記載されていた。

 『サッと作れる 零細企業の就業規則』

 発行元は経営書院。著者は三村正夫先生。

http://www.amazon.co.jp/ サッと作れる零細企業の就業規則―伝説の就業規則で労使トラブルを防ぐ-三村-正夫/dp/tags-on-product/4863260997

 一般的に、就業規則の本は地味でつまらない。

 まあ、この本も、おもしろくて笑いが満載という

 わけではありません。あくまでも就業規則がテーマ。

 しかし、「伝説の就業規則」という表現は

 地味な存在を一気に魅力的なものに変えてくれます。

 社名を記入し、時間や日数などの数字を記入すれば

 1時間で完成する、就業規則のひながたも載っています。

 そして、本の中にこんな記述を見つけ、

 著者の三村正夫先生って正直な方だなぁと思いました。

 「私も、開業して事務員を雇い、『6か月を経過したので

  有給休暇をくれませんか』と申し出を受けた時には

  ビクッとしました。(中略)この忙しいときになにを

  言っているんだということで、正直な話、腹が立った

  のを今でも覚えています。(中略)今では特に腹も立ち

  ませんが、少人数でやっておりますので、やはり

  多忙な時に請求されるとつらいものがあります」

 とりわけ、正直というか、太っ腹な先生だと感じたのは

 三村先生の事務所の「業務規程」を紹介していること。

 事務所の所員に向けて、この事務所で守ってほしいこと

 を明文化し、就業規則に載せているのです。

 就業規則のなかに業務規程を載せる。

 ここが肝心ですね。

 三村先生の事務所では、就業規則第10条13項の定めに

 より、以下の業務規程を記載しています。

 (ここから)

 わが事務所の職員は業務に際して

 下記のマニュアルに従うこと

 その1 朝の出勤の際には、

     おはようございますと率先して挨拶すること

 その2 お客様が事務所に来られた時は、

     いらっしゃいませと挨拶すること

 その3 事務所にこられた、営業マンであっても

     丁寧に対応すること

 その4 データの入力処理は必ず、別の人に必ずチェックして

     もらうこと。チェックながなければ入力は未処理とする

 その5 電話は必ず3回以内にとること。所長あての電話は

     要件は聞かず、すぐつなぐこと

 その6 所長不在のときも、電話があったことは

     至急携帯に連絡すること

 その7 事務処理で、不確かなことは、所長か役所に

     必ず再確認すること。自己判断しないこと

 その8 資格取得関係の事務処理は

     明日に仕事を伸ばさないこと

 その9 報酬の入金や手土産をいただいた時は、

     必ずお礼ハガキをだすこと

 その10 先輩を立て、人と接する時は、

     常に敬意を持って接すること

 その11 仕事で知り得たお客様の個人情報は

     自宅等で、他言しないこと

 その12 仕事を通して改善事項を思いついたら

     積極的に提案すること

 その13 毎日の新聞等でお客様に関係することがあれば、

     所長に情報提供すること

 その14 給与計算等の重要なデータ処理は必ず毎回

     バックアップしておくこと

 その15 仕事を通して自己研鑽し、自分を磨いていくとの気持ちで、

     日々業務に取り組むこと

 (ここまで)

 仕事の現場において重要なことは、

 こういった業務マニュアルだと思います。

 社長がいちいち注意しなくてもいいですよね。

 「業務マニュアルに書いてあるとおり!」と

 言えばいいですからね。

 社長がストレスを感じることなく

 社員が育ってくれれば、いまの会社は

 もっとお客に喜ばれ、お客が増える会社に

 なることは間違いありません。

 お読みいただきありがとうございます。

以上が内容でした。こんなにまで、書いていただき、感謝・感動でした。