試合結果は、
1R 4分41秒 一本敗けでした。
プロファイター竹林愛留が団体的に、業界的に、世間(ファンやマスコミ等々)的にどのような立ち位置で、どのくらいの期待をされているのかも良く解っていない状況で、この敗戦はマネージャーとして色々思うことも多かった試合です。
マネージャー兼トレーナー側から見ると身びいきと思われるかもですが、練習への取り組みについては良く頑張ってると思います。
練習量は道場一。
基本週7の練習スケジュールで、時々休養も入れながらですが本人がやりたいようにでは無く、トレーナー側で強制的にスケジュールは組んでやってきました。
今現在、やれる範囲でやってきたと言いたいところですがそれを語ってしまうと話は終わりになるので、試合結果については結局はトレーナー・セコンド陣の責任になるのかも知れません。
かと言って作戦もほぼ100に近い位、想定内のものであったため結果は悩ましいものでした。
となると憶測で言いますが、相手の方が実力も練習も一枚上手(うわて)で、プラス運も味方したのでしょう。
「勝ち」という結果だけについてはです。
殆どのファイターが勝利を第一優先に置き、且つ目指していることは事実でしょうし、「負けたけどいい試合で良かった」や「ドローだったけど会場が盛り上がったので満足だ」なんてことは選手としてはどうなのでしょう…。本心は無いですよね。
主催側やカードの背景ケース的にはあるのかも知れませんが。
試合には色々な意義があり意味があります。
竹林もそういうくくりで言えば、過去の7試合と同様に、経験を積めた今後の成長に繋がった「只の一試合」ということになります。
此処のところ14ヶ月で7試合。特に大きな障壁もなかったのでオファーをどんどん受けていました。(有り難いことです。本当に。)
もちろんこれも経験を積ませるためです。
技術的な成長とは比例してなくても女子業界の層の問題もあり、試合をこなしたかった思いも個人的にはあります。
一年前のRIZIN参戦から見ると…、
二年前のMMAを始めるか否か悩んでいた頃から見ると…、
と私個人は見てしまいます。
勝っても負けてもプロ選手なので、色々な意見や批判等頂くことは全く問題ありません。各方面からの多岐に渡るアドバイスもありがとうございます。
全てのお言葉は一旦受け入れた上で、当道場と竹林の都合で取捨選択していきたいと思います。
プライオリティはぶれてはいません。
本人は腐ってはいませんし、やるべき事もどう成長していけばいいのかも解ってはいます。
ただし漠然としたものでは駄目なので今後は、明確な『Attitude&Process』(心構えと過程・仕方)が今後の彼女のキーとなっていくことでしょう。
勝ち負けで判断頂いた方にはごめんなさい、サヨウナラ。
これもしょうがない事です。
今後も、期待していただき成長の過程も含めて応援いただける方には、ありがとうございます、これからも宜しくお願いします。
今回は悔しい思いをさせてしまい申し訳ないですが今後も更に頑張ります!です。
前しか向いていません。
竹林愛留は魅力的で強い“ファイター"です。
必ずまたケージ(リング)に戻ってきますので宜しくお願いいたします。
『シカゴピザは美味かった』
マネージャー風情のただの感想文でした。
竹林愛留/stand.fm「エルのラジオ」
https://stand.fm/episodes/61b4a0748e4c67000650bac6
竹林愛留vs須田萌里
https://youtube.com/watch?v=TnbaYCGOmsY&feature=share