私の第一勧銀の同期に素晴らしい男がいる。ロッテ球団社長の山室晋也君だ。
彼はみずほ銀行で役員まで昇進した後、関連会社の社長に就任した。高い給与、秘書付きの個室、専用の社用車という破格の好待遇が65歳まで約束された人も羨む身分だ。
しかし、仕事に今一つやりがいが感じられない。山室君は悩んだ。一度しかない人生、このまま好待遇に甘えて、65歳までの人生を過ごしていいのかと。
結局、悩みに悩んだ末、彼は自ら、ロッテ球団社長というポストを見つけてきた。65歳までの身分保障などない厳しい条件だ。しかし、球団の改革などやりがいは一杯ある。
くたびれた感じのおじさんが多い同期会でも、彼はひときわ輝いている。好待遇だけど、やりがいの感じられない仕事を捨て、条件は厳しいけれど、やりがいのある仕事に挑戦する好漢山室君に熱いエールを送りたい。