日常、よく使われる「日経平均株価」という言葉。それでも、この指数をどうやって計算しているのか知っている人は意外と少ないです。この算出方法を知っていますと、相場を見る目は一段と的確になります。
「日経平均株価」は簡単に言うと、225銘柄の株価を単純に合計
して、それを除数で割れば算出できます。除数とは、株式分割など企業価値に変動がないのに株価が変動した場合の修正を行なう数値です。今現在の除数は、26.062となっているので、
日経平均株価 = 225銘柄の株価合計 ÷ 26.062
上記の計算式のように簡単に算出できます。
この仕組みを理解しますと、次のようなことが分かります。例えば、ファーストリテイリングの株価(昨日終値4万3130円)が10%上昇、すなわち4313円高すると、
4313÷26.062=165.48
となり、ファーストリテイリング1銘柄で日経平均株価は165円上昇することになります。
東洋紡の株価(昨日終値176円)が10%上昇、すなわち17.6円高した場合は、
17.6÷26.062=0.67
となり、日経平均株価は1円の上昇にもなりません。
ここから分かるように、日経平均株価へのインパクトは値ガサ株ほど大きくなります。この仕組みを理解すれば、これまでよりも立体的にマーケットの動きを把握できるようになると思います。是非、覚えておいて頂きたいと思います。