これでも安倍首相は聞く耳を持たない気か。
「1強多弱」の政界の現状を憂う有志団体「さとやま・草莽の会」が発足、憲政記念館で初会合を開いた。これは一部のメディアが小さく報じていたが、注目する動きだ。現役の国会議員がだらしないからOBが立ち上がらざるを得ない。「さとやま・草莽の会」の今後の動きを注目したい。
2015年3月12日 日刊ゲンダイ
村山富市元首相、村上正邦元労相ら超党派の国会議員OBが11日、「1強多弱」の政界の現状を憂う有志団体「さとやま・草莽の会」を発足、憲政記念館で初会合を開催した。
ほかにも、山崎拓・元自民党幹事長や矢野絢也・元公明党委員長ら10人が出席。安倍首相が8月の終戦記念日に出す戦後70年談話について、「植民地支配と侵略への反省」を明記した20年前の村山談話の継承を求める声が相次いだ。
村山元首相はこの日、別のシンポジウムにも登壇。日本を「戦争できる国」へ導く安倍首相に対し、こう警鐘を鳴らした。
「集団的自衛権に関する安倍政権の方針を聞いた時、私は<間違った道へ行ってしまう>と感じました。行使の条件を少しずつ緩和していくと、いつの間にか米国が主導する戦争に加担してしまう可能性がある。米国に押し付けられた憲法に問題があるというのなら、日本で一からつくり直してもいい。しかし、戦後日本の平和を守ってきた9条は、長年続いた戦争の失敗から学び、生まれたものです。これだけは守らなければならない」
時に語気を強めながら話す村山元首相に、来場者から拍手が巻き起こり、「そうだ!」といった声も上がった。村山元首相は、シンポジウム終了後に改めて日刊ゲンダイ本紙にこう語った。
「村山談話は歴代の首相が継承し、国際的に認知されたものです。安倍首相がどこを変えたいのかは分かりませんが、私は変えるべきではないと考えています。また、積極的平和主義といって武力の強化を掲げていますが、中韓を納得させることは到底できないでしょう。ドイツのメルケル首相は、来日時に<過去の総括が和解の前提>と話しました。これは、アジア各国が抱く日本への不信感を払拭して欲しいというメッセージなのです。アジアで孤立すれば、日本の将来はありません」
村山元首相は「首相の良識に期待する」とも語っていた。安倍首相の耳にその声は届くのだろうか
。http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158015
村山元首相、談話継承「素直に明示を」戦後70年で