新聞の扱いは小さかったし、テレビでは殆どスルー状態だったが、これは極めて重大なニュースだ。防衛省の背広組が現場の制服組がコントロールするとしてきたシビリアンコントロール(文官統制)の大きな転換となる事態だ。
安倍政権の右傾化はとどまるところを知らない。国会で十分議論することは当然としても、わが国の防衛のあり方を根底から変える大きなテーマだけにマスコミも大きく詳しく報道してほしい。
朝日新聞デジタル 2月23日(月)22時33分配信
防衛省は、文官である背広組(内局)が制服組(自衛官)を監督する根拠となってきた防衛省設置法の条文を見直す方針を固めた。同法改正案を、今国会に提出する方針だが、背広組を制服組より優位としてきた「文官統制」の大きな転換となるだけに、国会でも議論を呼びそうだ。
「文官統制」の仕組みができたのは、戦前・戦中の軍の暴走の反省からだ。
文民である防衛相が自衛隊を統制するのが「文民統制」。その防衛相を政策の専門家である「文官」の背広組が支えるのが「文官統制」だ。「文官統制」をとり入れたのは、制服組への統制をより強化する狙いがあった。