吉田調書 「国会事故調も公開を」 幅広く検証要求の声 | 21世紀のケインジアンのブログ

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政府事故調の吉田調書が公開されたのだから、国会事故調の吉田調書も公開してほしいというのは至極もっともな話だ。

 

国会事故調は解散後の資料の扱いを決めておらず、非公開での聞き取り記録など段ボール約六十箱分の資料は国会図書館に保管されたまま。行政府ではない国会は情報公開法の対象ではなく、国会議員すら閲覧できない状態が続いている。という手続き論はあるのだろうが、ここは国民の知る権利を優先して、公開してほしい。公開する気持ちがあれば

手続き論はカバーできるはずだ。

 

 

東京電力福島第一原発事故をめぐり、国会が設置した福島原発事故調査委員会(国会事故調)が故・吉田昌郎(まさお)元福島第一所長から非公開で聞き取った記録を公開するよう求める声が出ている。政府事故調の「吉田調書」が十一日に公開されたためだが、国会事故調の記録の取り扱いは決まっていない。 (宮尾幹成)

 

 国会事故調は政府から独立して事故原因を究明するために二〇一一年十二月に設置され、一二年七月に報告書を公表した。政府や東電の幹部ら三十八人から公開で聞き取りし、約千二百人の関係者から非公開で聞き取った。公開の聞き取りは全文が報告書に盛り込まれたが、非公開については原則、掲載されなかった。

 

 食道がんで入院していた吉田氏からは病室で約一時間、話を聞いた。非公開だったため、吉田氏の証言はごく一部が引用されたにすぎない。国会事故調は政府事故調と違った視点で調査を進めており、福島第一原発事故を幅広く検証するため、記録の公開を求める声が出ている。しかし、国会事故調は解散後の資料の扱いを決めておらず、非公開での聞き取り記録など段ボール約六十箱分の資料は国会図書館に保管されたまま。行政府ではない国会は情報公開法の対象ではなく、国会議員すら閲覧できない状態が続いている。

 

 超党派議員でつくる「原発ゼロの会」は昨年二月、衆参両院の議院運営委員長に取り扱いのルールを決めるよう要請。議運委の下にある図書館運営小委員会が検討を始めたが、一年半以上たった今も結論は出ていない。

 

 ルールの早期策定を求める水野賢一みんなの党幹事長は「非公開のヒアリング記録は丁寧に扱う必要があるが、一律に公開されないのはおかしい」と批判した。

 

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014091302000119.html